夕空で大接近した金星と水星2022/12/29

20221229太陽柱
今夕は金星と水星が接近する日。日没前の太陽がまだ見える時間からベランダ観察の準備をしました。風がやや残っていたので外出は取りやめです。

日没後すぐに太陽柱が見えてきました。あまり大きなものでは無いけれど、そそり立っているのがはっきり分かります。ほどなく金星も発見。でも水星は内合へ向けてぐんぐん細くなり光度も下がってますから、なかなか見つかりませんでした。焦る気持ちを抑えつつ、電線群や低空の雲に隠されるのが早いか、見つけるのが早いか、時間との戦いです。

20221229水星と金星の接近
日没後20分ほど経ってようやく水星も発見。なんとか電線にかかり始める前に撮影できました(右画像)。明るい星が金星、右上に少し離れて、とても暗い水星が見えます。

2021年5月29日記事の表に書いてある通り、本日の最接近は測心計算(当ブログ基準の茨城県つくば市)で16:23:02JSTの離角1.4006°。次回は2023年7月下旬明け方になります。2036年6月13日明け方には東の低空で月直径より狭い金星と水星の並ぶ姿が見えるでしょう。

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