山形の板垣公一さんが超新星候補天体を発見 ― 2022/11/14
星仲間の(の)さんからの情報で、山形の板垣公一さんが13日1:43JSTごろかみのけ座の銀河に17.9等の超新星候補天体を発見したそうです。
昨日の当地・茨城は午前中に少し日差しがあったものの太陽観察可能なほどではなく、午後は一気に崩れてまとまった雨になりました。夜には上がり、夜半ごろ急速に回復。不思議なことに地面はびしょぬれなのに、朝にかけて湿度が低くなりました。仮眠から起きた夜半頃に霧が出ていたためPSNを撮影できるか不安でしたが、一応準備。夜明けが近くなるほど透明度が高くなったので何とか写し取ることができました(左画像)。
中央の目玉のような銀河がNGC4340。板垣さんのPSNはここではなくて、すぐ西側にあるPGC213984という小さな銀河にでているように見えます。低空のため光害が直接望遠鏡に入り込み、フラット補正がうまく行きませんでした。(の)さんによると光度が停滞しているようで、このまま分光されずにSN認定されないことが心配…とのこと。
銀河が昇るまでの間、上空の月を撮影。右は14日1:30過ぎの撮影で、太陽黄経差は約238.71°、撮影高度は約61.13°、月齢19.24。天気回復直後のせいかシーイングはかなり悪く、一晩前と同様に酔ってしまいそうでした。欠け際にうっすらポシドニウス・クレーターが浮かんでいます。このクレーターは印鑑みたいな構造なので、縁取り部分だけ丸く光って面白い。
二日後には下弦を迎えます。皆既月食が起こったのはついこの前、まだ興奮さめやらぬ中…と感じていたのに、あっという間に一週間が過ぎてゆきます。まさに光陰矢の如し。
昨日の当地・茨城は午前中に少し日差しがあったものの太陽観察可能なほどではなく、午後は一気に崩れてまとまった雨になりました。夜には上がり、夜半ごろ急速に回復。不思議なことに地面はびしょぬれなのに、朝にかけて湿度が低くなりました。仮眠から起きた夜半頃に霧が出ていたためPSNを撮影できるか不安でしたが、一応準備。夜明けが近くなるほど透明度が高くなったので何とか写し取ることができました(左画像)。
中央の目玉のような銀河がNGC4340。板垣さんのPSNはここではなくて、すぐ西側にあるPGC213984という小さな銀河にでているように見えます。低空のため光害が直接望遠鏡に入り込み、フラット補正がうまく行きませんでした。(の)さんによると光度が停滞しているようで、このまま分光されずにSN認定されないことが心配…とのこと。
銀河が昇るまでの間、上空の月を撮影。右は14日1:30過ぎの撮影で、太陽黄経差は約238.71°、撮影高度は約61.13°、月齢19.24。天気回復直後のせいかシーイングはかなり悪く、一晩前と同様に酔ってしまいそうでした。欠け際にうっすらポシドニウス・クレーターが浮かんでいます。このクレーターは印鑑みたいな構造なので、縁取り部分だけ丸く光って面白い。
二日後には下弦を迎えます。皆既月食が起こったのはついこの前、まだ興奮さめやらぬ中…と感じていたのに、あっという間に一週間が過ぎてゆきます。まさに光陰矢の如し。
今日の太陽とハロ現象 ― 2022/11/14
昨夜から今朝は雨のち曇りのち晴れ。今日朝からもからっと快晴です。昨日は風も強かったのですが、今日は穏やか。
左は10時少し前の太陽。未明の薄霧が嘘のようで、透明度が高くなりました。右上に集合しつつ発達を続ける活動領域13140・13141がぎょしゃ座の五角形のように見えます。プラージュが立派ですね。観察時はCクラスのX線フラックスを維持していたようです。南半球はどうしたんだろう…?そろそろ次の活発な領域が現れそうなんですが。プロミネンスは小さなものばかり。フィラメントの勢いがなかなか持ちこたえてくれません。
(夕方追記)
波状雲に満たされつつある夕空を見ていたら、小さな幻日を発見。下A画像だけで見つけられますか?答えはB画像の位置。淡いけれどはっきり色分離した幻日でした。太陽右側は雲が濃くて幻日は見えませんでした。
左は10時少し前の太陽。未明の薄霧が嘘のようで、透明度が高くなりました。右上に集合しつつ発達を続ける活動領域13140・13141がぎょしゃ座の五角形のように見えます。プラージュが立派ですね。観察時はCクラスのX線フラックスを維持していたようです。南半球はどうしたんだろう…?そろそろ次の活発な領域が現れそうなんですが。プロミネンスは小さなものばかり。フィラメントの勢いがなかなか持ちこたえてくれません。
(夕方追記)
波状雲に満たされつつある夕空を見ていたら、小さな幻日を発見。下A画像だけで見つけられますか?答えはB画像の位置。淡いけれどはっきり色分離した幻日でした。太陽右側は雲が濃くて幻日は見えませんでした。