明け方の空を通過する国際宇宙ステーション2021/06/28

20210628国際宇宙ステーション
昨日は一日曇り時々小雨。当初は大雨が降る予報だったから用心していましたが、思ったほどではありませんでした。

夜半までは月も見えないほどでしたが、薄明開始前頃に外へ出てみると南の空を除いてほぼ晴れ渡っていました。もう1時間早かったら何か観察や撮影ができたでしょうが、天候変化がちょっと遅かった…。南天の雲の中には土星と木星、更に南に月も輝いていました。雲はいつまでもどかなかったので、これらの観察は無理そう。

調べてみると国際宇宙ステーションの通過パスがあったので、せっかくの晴れ間ですから簡単に撮影してみました(左上画像)。画像右欄外に月、雲の中の明るい星が木星、中央に秋の四辺形、左上にカシオペア座の一部が写っています。原画は月明かりと光害によるカブリがひどいので、軽減してあります。10秒露出+1秒休みの繰り返しで、ISSが点線状になっていますね。中央下にはもうひとつ別の人工衛星(RESURS-DK1)も写りました。ロシアの小型商用リモートセンシング衛星ですが、肉眼でも結構明るく見えました。

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