今日の太陽2014/12/08

20141208太陽
早朝に残っていた雲も取れ、昼前には快晴です。寒いけれど、寒波に襲われている地方に比べたら春みたいなもの。早く雪止むと良いですね。

11時頃の太陽です。右の黒点は縁ギリギリのため、ほぼ見えなくなりました。中央の小さいのがホクロのようです。右上に吹き出た大きなプロミネンスが目立っているほか、左下の赤矢印の先、微かな糸くずのようなプロミネンスの残骸が見えました。これを見ていただくためかなり明るめに処理しましたが、ちょっとこの画像では見づらいかも知れません。

夕空で金星と再会2014/12/08

20141208金星
今日の夕方は昨日と違って、雲がほとんどありませんでした。ただ透明感が落ちて、夕焼けの色が少しだけ「とろみ」が強い感じ。昨日初見した金星、見えるかな…ちょっと不安になりながら、ベランダに出ました。本日の当地での日没は16時24分。観察開始はその直後からです。

昨日の位置を覚えていたので、ほどなく見つかりました。左写真の中央、三角屋根のところを望遠レンズで強拡大したのが下の画像です。低すぎてアンテナや電線が煩わしいですが、ほら、金星がいたでしょう?

20141208金星
撮影は16:35、日没10分後です。画像はコントラストを付けて見やすくしていますが、肉眼では空が明るくて見づらいです。撮影時の高度は4度あまり。10分もすれば景色に隠れますから見える時間はわずか。明星と呼ばれ目立ち始めるのはもう少し先でしょう。時期始めの金星はこんなもの。願わくば、もっと景色の良いところで見たい!

10月24日の外合(太陽と同じ方向になること)以降だと、11月4日に昼間見たとき以来です。夕空で金星が拝めるのはクリスマスの頃かなと思っていましたが、意外に早く再会を果たせました。1年前、入院していた頃は金星が夕空から消えゆく時期でした。時の流れは速いですね。

今日の月(夜)2014/12/08

20141208_20400月
静かな月夜です。22時を回ったお月さまは煌々という言葉がぴったりな輝きでした。太陽黄経差は204.00度、高度は46度ほど。低空の所々にモヤがありますが、月のところは大丈夫でした。虫の声、犬の遠吠えひとつしません。

参考:
アーカイブ:月の形(黄経差180度以上、216度未満)