美しい十三夜2023/10/28

20231027_16152月
昨夜から今朝にかけて遠くの稲光が夜空を照らしましたが、幸い雲の通過は少なく、美しい十三夜を拝むことができました。

左画像は27日20:10過ぎの撮影で、太陽黄経差は約161.52°、撮影高度は約48.00°、月齢は12.72。だいぶ高度が出てきたので見やすくなったものの、不安定な大気ではシーイングも期待できません。それでも全球撮影のほか拡大撮影も楽しむことができました。拡大画像は処理が終わらないので、機会があればまた掲載したいと思います。

そのほか衝が迫った木星と、山形県の板垣公一さんがきりん座のUGC3717に発見した超新星候補天体AT2023vvlを撮影(下A・B画像)。木星は酷いシーイングでしたが、視直径が大きくなったため意外に細部が写ってくれました。またAT2023vvlのほうは26日23時過ぎの発見、16.5等とのことなのでほぼ満月夜に写し取れるか微妙でしたが、何とか写っているようです。ただ、フラットフレームがうまく合わず(原因不明)、ゴミだらけの画像になってしまいました。

月は今日一日おいて明日満月を迎え、部分月食を起こします。ただ、当地・茨城県南部は午前中に雷雨を伴った大荒れの天気。今夜も荒れそうなので心配です。

  • 20231027木星

    A.27日の木星
  • 20231027_AT2023vvl in UGC3717

    B.AT2023vvl in UGC3717


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