今日の太陽とハロ現象2023/08/27

20230827太陽
昨夜は台風10号関東接近の影響が出始め、夜半を待たずして雲が飛来、やがて時々雷雲も通過するようになりました。今日も同様で、青空が広がる時間もあれば雷が聞こえ、大雨の時間もありました。午後は比較的青空優勢ながら、空全体が巻雲に覆われています。上空の風向きも昨夜から変わりました。

気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は911、真夏日地点数は758、猛暑日地点数は40、酷暑日地点数は0。新たに「台風になるかも知れない熱帯低気圧」が台風9号と10号の間に発生しました。日本に接近する見込みなので、今週から来週にかけて天気が大きく変わるかも知れませんね。

20230827太陽リム
左は15時過ぎの太陽。雲間から撮りました。活動領域13413は中央子午線に到達。左下の13415も間もなくです。右リムのプロミネンス達が良く見えていますね。左端にも背の高い吹き上がりが見えます。ひと目見て活発とは言い難い太陽面ですので、もう少し元気を出してほしいなと思います。

20230827内暈
太陽観察中から彩雲や内暈が見えました。右画像は内暈。雲の分布の影響なのか、上半分しか見えませんでした。もう少し待ったら色々見えてきそうですが…さて。


【追記】

予想通り、夕方前の1時間ほど観察していたら幻日と環天頂アークを発見しました。幻日は太陽左側のみでたいへん淡く、すぐ消えてしまいました。このころは内暈もほとんど見えませんでした。(下A画像、太陽上方向に微かに写っています。)いっぽう環天頂アークも淡かったけれど、少なくとも30分は見え続けました。もっとも、台風の影響で足早に動く低層の雲を避けつつの撮影で、大変疲れました。

  • 20230827幻日

    A.幻日
  • 20230827環天頂アーク

    B.環天頂アーク


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