今日の太陽と昼間の金星2023/08/07

20230807太陽
昨日に続いて今日も朝から入道雲になりそうな雲があちこち湧いており、所々で雨が降っています。なのに日差しがあって青空も眩しい。なんとも奇妙な空模様…。生暖かい風が体力を奪います。気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は768、真夏日地点数は520、猛暑日地点数は98。今日で夏土用はおしまい。明日はもう立秋です。

20230807太陽リム
左は15時少し前の太陽。雲間を狙いました。13:41JSTをピークとしたM2.43クラスフレアが発生していました。右半球を覆っていたたくさんの活動領域が少しずつ消え、左半球には13394と13395のみ。13395の左右に小さな黒点群が生まれつつあります。

20230807金星
午前は雲多めで雨がぱらつくかも知れない状態でしたが、昼からは空の半分が分厚い雲、半分が抜けるような青空だったので、金星を探せるか挑戦してみました。雲の動きが速くて天気が読み辛く、炎天下で1時間ほど苦労した揚げ句ようやく家屋に隠れるギリギリで撮影。風が強かったこともあっていつもの半分もフレーム数を稼げませんでした。右画像は14:30前の撮影で、太陽離角は約11.82°、輝面比は約2.08%、視直径は約56.62″。何とか仕上げたものの、悪シーイングと風によるブレで両端の尖ったカスプがぼけてしまいました。

正午近くに雲間から環水平アークが見えました(下A・B画像)。とても鮮やかでしたが、横幅が少ない…。指で測ったらだいたい12°くらいでした。初めて見た方は何でこれが環水平アークなのか分からないでしょうね。太陽南中頃に環水平アークが見えると言うことは、当地の南中高度が70°あたりまで下がってきた証拠。(※当地では夏至のころは77°を越します。)そういえば明け方にオリオン座全景が見えるようになりました。季節の巡りを感じます。

  • 20230807環水平アーク

    A.環水平アーク
  • 20230807環水平アーク

    B.環水平アーク(拡大)


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