雲が流れていても安定した夜がある2023/08/05

20230805_22169月
昨夜から今朝は雲が残る夜でした。明け方に向かって晴れ間が多くなったのでひと晩前と同じように月と木星を観察。

大気は少し揺らぐものの、ひと晩前より安定しています。月の赤緯も少しずつ高くなって見やすくなりました。月面K地形が姿を現しています。同じタイミングで見頃を迎えるのは危難の海の縁に架かる「オニール橋」。跳ね橋の下を夕日が通って川面を照らすかのような光景を作りだしていました。

前夜に見えたエンディミオンや東側の四大火口列はもう闇の中。ジャンセンにも夕方が迫り、レイタ谷はすっかり影を落としていました。あと三日で下弦を迎えます。

20230805木星
木星に雲がかかりそうだったのですが、撮影中はぎりぎりよけてくれました。シーイングが安定している時間と揺らぐ時間とが3:2くらい。安定すると細かい模様まで良く見えました。EZとNEBの間に小さなハートマークが見えますね。見れば見るほど模様が複雑で面白すぎます。つぶつぶ恐怖症の人には辛いかも!?

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