間もなく落下予定のALE-12023/10/04

ALE-1の高度変化
人工的に流星を降らせる民間ベンチャーのプロジェクトが打ち上げた実証衛星「ALE-1(NORAD-ID:43938)」が間もなく地球大気にリエントリーするとのこと。ここ数日一部で話題になっています。現状のデータを見る限り一両日内に落下することはほぼ確実のようですが、予想より少し遅れているようです。

左図はここ1年あまりの全TLEを使い自作プログラムで遠地点・近地点高度を計算したもので、横軸は世界時です。縦軸は実際の観測高度ではありませんのでご注意。ここ1週間で大幅に高度が下がったことが窺えます。※本日はTLEが発表されていないので、変化が大き過ぎてもう追跡されていないのかも知れません。今日4日夜現在に確認できた最新TLE-epochは2023-10-03 04:09:14UTで、昨日昼過ぎのもの。各種追跡webサイトやシミュレーションソフトもこれに倣って表示してますので、3日午後以降の表示情報は時間と共に精度が確実に落ちています。TLEはどんどん変わるので鮮度が命。

高度や人工流星物質放出の制御装置があるのかと思っていたら、今回のものはそうではないようですね。自然落下だとどこに落ちるか分かりませんので、例えば新年に合わせて日本の空に流星を降らせると言ったことは次の段階なのでしょう。人工物を大気上層に撒き散らす是非もありますが、願わくば完全制御下で行って欲しいものです。さて、世界のどこかで見えるでしょうか?

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