とても立派になってるレナード彗星2021/11/12

20211112レナード彗星(C/2021A1)
2021年1月3日に発見され、来月頭には肉眼彗星になるかも、と期待の高いレナード彗星(C/2021 A1)が明け方の東天で明るくなっています(左画像)。

9月に入った頃から少しずつ光度&高度を上げていたレナード彗星ですが、我が家からは東に住宅街や電線群、街灯が密集しており、どこに陣取っても影響を受けてまとまった露光ができませんでした。今日未明は意を決し、車道や街灯に近いリスクに目をつぶって陣取り、撮影を試みました。フード内まで街灯が差し込む位置でしたが何とか撮影完了。明け方なので通ったのはウォーキング2名と新聞配達のバイク1台のみ。

いやぁ、びっくりするほど明るくなってますね。コマも明るいし尾も長い。もっと早くから撮るんだったと後悔。11月中旬から下旬にかけて月明かりの影響が出ますが、12月に入った頃は新月期なのでベストタイミングで増光します。12月10日以降はもう低くなってしまうため、明け方の観察は12月最初の一週間が勝負どころでしょうか。ぜひ眺めてあげてください。なお12月中旬以降は夕空にまわり、18日には金星に見かけ上約5°まで接近。彗星が明るさを保っていれば南西低空でのランデブーを観察できるでしょう。ゆっくり暗くなりながら年明けには南西の地平へ消えてゆきます。

20211111チュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)
日付が変わる少し前にはチュリュモフ・ゲラシメンコ彗星(67P)を撮影しました(右画像)。こちらはまさに今が最盛期。淡く広がったコマや長い尾は健在です。東(左)向きに短い(急カーブしてる?)アンチテイルも見えてるみたいですね。ダストトレイルが見えているというお話も聞きました。10等前後で探しやすいですから、月のない時間、彗星が明るいうちに目を向けてみましょう。

他にも10-11等台の彗星がいくつも見えている状態です。ある意味、今は恵まれた時期かもしれません。

今日の太陽2021/11/12

20211112太陽
昨夜から今朝は一晩前より透明度が落ちました。時々雲が通過するものの、概ね快星。朝からもよく晴れています。

20211112太陽リム
左は10:20頃の太陽。活動領域12893の黒点が右上ギリギリ。明日は見えないかも知れません。12895はほぼ中央子午線にやってきました。黒点は少なくなりましたね。南半球の12894も少し小さくなりました。今日はプロミネンスたちもあまり見えないようです。