小惑星Gaultの尾はまだ健在 ― 2019/01/30
星仲間の(の)さんから「小惑星Gaultの尾は健在らしい」との情報を頂いたので、今朝方にかけて再撮影を試みました。1月27日の観察では、透明度は良かったものの強風でガイドがブレブレ、はっきりした尾は分からなかったのです。昨夜から今朝は風がおさまりましたが、今度は透明度がかなり落ち、暗い天体は厳しい状況。ともあれ数多く挑戦しないことには何も結果が得られません。あれこれ悩むよりせっかくの快晴を活かすべきですね。
今回はガイドがとても安定していたので、たっぷり3時間露出できました。月の影響も最小です。それでも街中の小口径撮影ですからコントラストが低くて画像処理に難儀しました。結果が左画像です。該当位置近くに恒星があって、少し重なってしまいました。でも頭部の光と、ごく微かに伸びる尾の痕跡が写っているようです。周囲の恒星移動(=彗星移動方向)に対する尾の向きが予報とピッタリ一致しているので、ほぼ間違いないでしょう。
本体の崩壊などなく、予報通りなら3月上旬まで増光します。色々な条件が揃わないとここまで暗い天体を写すのは難しいけれど、もう少し透明度の良い安定した夜があれば何度でもチャレンジしたいと思います。
今回はガイドがとても安定していたので、たっぷり3時間露出できました。月の影響も最小です。それでも街中の小口径撮影ですからコントラストが低くて画像処理に難儀しました。結果が左画像です。該当位置近くに恒星があって、少し重なってしまいました。でも頭部の光と、ごく微かに伸びる尾の痕跡が写っているようです。周囲の恒星移動(=彗星移動方向)に対する尾の向きが予報とピッタリ一致しているので、ほぼ間違いないでしょう。
本体の崩壊などなく、予報通りなら3月上旬まで増光します。色々な条件が揃わないとここまで暗い天体を写すのは難しいけれど、もう少し透明度の良い安定した夜があれば何度でもチャレンジしたいと思います。