昨日は雲が多く、夜になって通り雨もありました。明け方には星空が戻っていましたが、肉眼で眺めただけで朝が来てしまいました。朝からはまた雲が多くなりましたが、ゆっくり回復傾向にあります。

左は11:20前の太陽。すこしモヤモヤした雲がかかっていて、待っても待っても取れなかったのでそのまま撮影しました。活動領域12733の黒点群がとてもはっきり見えました。この領域では昨日から今日にかけてBクラスのフレア状態が頻発しています。ギザギザしたX線フラックスのグラフを見るのは本当に久しぶりのことです。プロミネンスも良く出ていますね。結構高く伸びているところもあります。

（追記）昼過ぎから雲が厚くなってしまいましたが、15時ごろ明るくなってきたのでベランダへ出てみると、弱い幻日（太陽左側のみ）が見えました（右画像）。

昨日は内暈が見えて幻日は見えず、今日は内暈がほとんど見えないまま幻日が見えました。空の氷結晶の形状が変化したため、こういうことがしばしば起こります。

※なんと、この30分後に雪が舞ってきて雷が鳴りました。びっくり！ 下Ａは着ていたフリースで降ってきた雪を受け止めて撮影したもの。大きいもので7-8mm程度の塊で、積もりはしませんでしたが一時的に結構な密度で降りました。下Ｂ画像は上の幻日から約1時間後の西空。この状態でもまだ雪がかなり舞っています。（ほとんど見えませんが、画像内のあちこちに雪が写っています。）お天気雨ならぬ、「お天気雪」なんて初めてかも知れません。当地・茨城県南部では今冬初めての雪になりました。