良好な透明度の空で二天体を観察 ― 2019/01/27
昨夜から今朝にかけて透明度の良い空が広がりました。やや強めの風が吹き続け、また22時台には月も登ってきたので暗い天体向きの空ではありませんでしたが、珍しく抜群の透明度に誘われて二つ天体を観察しました。
まず、ぐんぐん増光している超新星SN2019np。日付が27日に変わる1時間前から撮影しましたが、もう13等前半です。発見当初の17等後半から比べるとメチャクチャ明るくなってますね。望遠鏡やフードが大きいので、風に揺さぶられ星像が膨らんでしまいましたが、それを差し引いてもしっかり増光しているのが分かります。
お次は尾を伸ばしていた小惑星Gault。満月期を挟んで半月ほど見てなかったので、どうなっているか気がかりでした。
2.5時間近くの長時間露光した画像を仕上げてみると、どうも尾が消えてしまってる(または極端に短い)ようです。1月10日明け方の観察のような明瞭な尾は見えていません。小惑星そのものも点像ではなく彗星コマのような光り方でした。これが、風や大気の揺らぎのせいなのか、実体が彗星状になったのか、はたまた月明かりで写りが悪いせいなのか、判別できません。多くの方による観察が必要ですね。
まず、ぐんぐん増光している超新星SN2019np。日付が27日に変わる1時間前から撮影しましたが、もう13等前半です。発見当初の17等後半から比べるとメチャクチャ明るくなってますね。望遠鏡やフードが大きいので、風に揺さぶられ星像が膨らんでしまいましたが、それを差し引いてもしっかり増光しているのが分かります。
お次は尾を伸ばしていた小惑星Gault。満月期を挟んで半月ほど見てなかったので、どうなっているか気がかりでした。
2.5時間近くの長時間露光した画像を仕上げてみると、どうも尾が消えてしまってる(または極端に短い)ようです。1月10日明け方の観察のような明瞭な尾は見えていません。小惑星そのものも点像ではなく彗星コマのような光り方でした。これが、風や大気の揺らぎのせいなのか、実体が彗星状になったのか、はたまた月明かりで写りが悪いせいなのか、判別できません。多くの方による観察が必要ですね。