明け方のわずかな晴れ間に突発天体を観察2018/05/22

20180522_TCP J14111820+4812559
昨夜から今朝にかけてかなり雲が多かったのですが、夜半を過ぎて1時頃から晴れ渡ってきたため、急きょ機材を準備。明け方まで余り時間がありません。5月19日に群馬県の小嶋正さんによって発見された突発天体のみにターゲットを絞って写してみました(左画像)。

この領域はうしかい座ですが、北斗七星(おおぐま座)の柄の先端(アルカイド/ηUMa)から辿ったほうが早いです。と言っても目立つ星が少なくて、自動導入など無い自分の機材では真ん中に持ってくるのに時間がかかりました。撮影後簡単に測定したら約13等でした。

小嶋さんは先月4月8日にもいて座に現れた新星の発見者として名を連ねています。撮影を終えた頃には空が白み始めていました。東にはもう秋の四辺形が昇っています。この時期には珍しく少し涼しさを覚える気温でした。

今日の太陽2018/05/22

20180522太陽
よく晴れた一日です。朝は12度台まで下がって少し涼しさを覚えたものの、日中は27度を越えました。このギャップで体を壊しそうです。

20180522太陽リム
左は14時少し前の太陽。嬉しいことに、左側から新たな活動領域12710が登場しました。黒点らしき影も確認できます。右上に小さく明るいプロミネンス、そのすぐ下には大きくて淡いプロミネンスが出ています。

明日から明後日にかけて、また天気が下り坂。なかなか継続した晴れ間がありませんね…。

よく晴れた宵に金星や月を眺める2018/05/22

20180522金星とM35の接近
今日はとても良いお天気で、宵の天体観察が楽しみでした。でも私用で出かけて夕方帰宅した頃にはヘトヘト。こういうときは病気持ちの身体が恨めしいですね…。ひどい頭痛がしたのでちょっと横になり、ハッと気付くともう20時!

架台だけセットしておいたので、急いで鏡筒とカメラを搭載し、金星に向けました。昨日起こったはずの金星とM35の大接近が曇って見えなかったので、今日こそは観察したかったのでした。金星はもう随分低く、写野内には低空の電線も入ってしまいました。それでもシャッターを切り続け、何とか捉えたのが左画像です。

20180522月面X
もう少し早い時間なら鮮明だったかも知れませんが、そうなると薄明の影響も強いし、月明かりの影響もあったし…この辺のトレードオフは何とも言いがたいですね。まぁとにかく並んで写ってくれて良かったです。M35は天頂付近で撮影すると実に見事なんですが、低空なのでこれが精一杯。それ以前に、やはりもう10分早く撮るべきでしたね。反省、反省。

もうひとつ楽しみだったのが月面X。今日は日が沈む少し前にX地形全体に日が当たってしまったので、出現の観察はできませんでした。でも暗くなってからすっかり明るくなったX地形を探すのも良いものです。初めてご覧になる方はこのほうが良いでしょうね。

大気の揺らぎがそれなりにあって右画像は若干不鮮明ですが、色々な月面景勝地が観察できました。最近はX地形やV地形、A地形の他にもアルファベットを探すのが流行っているようなので、ぜひ26文字揃えていただきたいです。

当地・茨城では明日夜に雨予報が出ています。良いお天気の中で色々観察できたのは幸いです。