V392 Perゆっくり減光中?2018/05/06

20180505_V392 Persei (TCP J04432130+4721280)
昨夕から薄雲が徐々に広がり始めました。月曜にかけて天気がまた崩れるほうへ向かっています。夜半までは持たなそうだったので、まだ晴れ間がある宵のうちに増光しているV392 Perだけ観察することにしました。

一応薄暮が終わってから撮影開始しましたが、光害のひどい低空ですから期待出来ません。ただ雲が無いぶん、5月1日の撮影よりずっと星を辿りやすく、ひとまわり長い焦点の望遠鏡でも導入できました。

撮影後に光度を測ってみると、7等台後半になっていました。暗くなりつつあるのでしょうか。それとも天気や空の影響で暗く見えるだけなのでしょうか。低いですが、もうしばらく追いかけてみましょう。

今日の太陽とハロ現象2018/05/06

20180506太陽
昨夜は宵から少しずつ曇り始め、今日明け方まで雲の多い空でした。朝からは曇ったり晴れたりをくり返しています。昼過ぎには南寄りの6m/sを越える風が吹き、夏日の気温となりました。

20180506太陽リム
左は14:50前の太陽。なかなか雲が取れず、この時間となりました。薄雲越しの撮影です。小さなフレアのように見える部分は活動領域12708となりました。またその左上にも活動領域候補が見えてきました。数日前から見えていた左上のプロミネンスは光球内に入ってきましたね。天気は下降しており、明日朝から一日雨が降りそうです。

20180506内暈
(夕方追記)
午前中から出現した内暈を皮切りに、日中いっぱいごく淡いハロが時々確認できました。環水平アークや幻日も見えましたが、写真に撮れないほど淡く短時間でした。

右は16:40過ぎの西空。ちょうど雲が一気に増え始まる時間でした。内暈と、ごく淡い幻日、上部タンジェントアークが確認できます。環天頂アークもあるような、ないような…?と言う見え方でした。上空はあまり冷えてないんでしょうかね?