月と土星の接近にイリジウムを添えて ― 2017/01/24
今朝方は細い月と土星が7°弱まで接近する日。構図などを調べていたら、近くをイリジウム衛星が通ることに気付きました。せっかくなので三天体まとめて撮ることにしました。
今回のイリジウムフレア(イリジウムフラッシュ)は-6等という予報。フレアの最大時刻は6:08。当地では市民薄明開始の10分前なので、ほとんどの星はもう見えないくらい空が明るいです。左画像は画像処理で暗い星も引きだしていますが、実際は土星がギリギリ見える程度。(画像内の一番明るい星が土星です。)でもさすがはイリジウム、肉眼で眩しく感じるほど輝いてくれました。なお空が明るくて長時間露光ができないので、2秒露出+1秒インターバルをくり返しています。軌跡が途切れているのはそのためです。
星仲間のdocanさんは今年始めに昼間のイリジウムフレア撮影に成功しています。私も何度か狙っていますがまだ成功していません。1月中旬に再開したSpaceX社のロケット打ち上げで次世代のイリジウム衛星が放たれ、数年後に現行型は運用終了とのこと。次世代型はフレアを起こすほどのアンテナを持っていませんから、この輝きを楽しめる期間はそう長くないでしょう。いまのうちにたくさん見ておいてくださいね。
今回のイリジウムフレア(イリジウムフラッシュ)は-6等という予報。フレアの最大時刻は6:08。当地では市民薄明開始の10分前なので、ほとんどの星はもう見えないくらい空が明るいです。左画像は画像処理で暗い星も引きだしていますが、実際は土星がギリギリ見える程度。(画像内の一番明るい星が土星です。)でもさすがはイリジウム、肉眼で眩しく感じるほど輝いてくれました。なお空が明るくて長時間露光ができないので、2秒露出+1秒インターバルをくり返しています。軌跡が途切れているのはそのためです。
星仲間のdocanさんは今年始めに昼間のイリジウムフレア撮影に成功しています。私も何度か狙っていますがまだ成功していません。1月中旬に再開したSpaceX社のロケット打ち上げで次世代のイリジウム衛星が放たれ、数年後に現行型は運用終了とのこと。次世代型はフレアを起こすほどのアンテナを持っていませんから、この輝きを楽しめる期間はそう長くないでしょう。いまのうちにたくさん見ておいてくださいね。