明け方の月・惑星やジョンソン彗星2017/01/23

20170123明け方の星々
昨夕から今朝にかけてとてもよく晴れました。時折強風が吹きましたが、それを避ければ良い星空。月も細くなってきたので、頃合いを見て明け方に勢ぞろいしている惑星を眺めにゆきました。

南にはスピカに寄り添う木星。登ってきたばかりのさそり座やへびつかい座の側には土星。そして19日に西方最大離角を迎えたばかりの水星も低空に見えました。昨夕は金星と火星も見ましたので、月を入れると「月・火・水・木・金・土」の星をひと晩でコンプリートしたことになりますね。

20170123明け方の星々
どこにどんな星があるかはマーカー入りの右画像をご覧ください。あと10日ほどでこの画像の左下あたりから本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)も姿を見せるでしょう。晴れが持つと良いのですが…。

20170123ジョンソン彗星(C/2015 V2)
惑星たちを見る直前にはジョンソン彗星(C/2015 V2)も撮りました。半月以上見ていませんでしたが、少し明るくなったようですね。核がしっかりしてきました。こちらも順調で今後が楽しみです。

参考:
ジョンソン彗星(C/2015V2)に関係する記事(ブログ内)

今日の太陽2017/01/23

20170123太陽
朝からよく晴れています。でも9時頃から風が強まり、近くのアメダスポイントでは昼過ぎの時点で8m/sから9m/sの風速を記録しました。

20170123太陽リム
左は正午の太陽。風を避けながらの撮影ですが、ぴたっと止む時間がないためどうしても微振動は避けられません。さて、活動領域12628は立派な黒点を見せていますね。肉眼で見えるほどではないけれど、夕日を撮影したら写ってしまう程でしょう。また今日は右リムから大きなプロミネンスが吹き出していました。かなり高く上がってます。このあとどうなるのかな?