こんなにスリムな金星の姿2015/08/02

20150802金星
ここ三日ほど昼間の金星を捉えようと躍起になっていましたが、透明度不足に加えて機材の不調が重なり、眼視でチラ見した程度に終わっていました。本日15:30頃にやっと撮影まで行うことができました。少し強めの風が吹き続け、暑いなか雨傘で風を防御しながら挑みました。

8月14日の内合(太陽と地球の間を通って明け方側に回ること)まで10日余り。こんなに細く、そして大きくなりました。前回の撮影が7月27日、その前が7月20日。それぞれ拡大率は同じですから比べてみましょう。金星はこのダイナミックな変化がたまりません。(※左画像は赤外フィルターによる白黒撮影です。青空は擬似カラーです。)

もう夕空では見ることが困難です。気象条件がベストだとしても、昼間に内合付近の撮影は太陽に近すぎて本当に難しく、あと何日狙えるか分かりません。できる範囲で細く美しい金星を追いかけてみようと思います。

参考:
2014年-2015年の金星拡大撮影(ブログ内)

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