2022年は二の丑がある年2022/07/20

雨とセセリ
第五の季節と言われる「土用」が始まりました。土用は他の季節と違って四季の最後(四立の前日まで)を18、19日ほど頂戴する形で四つの時期に分けられています。今日からスタートするのは立秋前日までの「夏土用」。こじつけのような考え方の是非はどうであれ、多彩な人間の発想に面白味を感じます。

今年2022年の年干支は「壬寅」、7月の月干支は「戊申」、本日の夏土用(太陽黄経117°瞬時)は7月20日1:41:13、立秋(太陽黄経135°瞬時)は8月7日21:29:10。従って今年の夏土用は今日を含む18日間になります。

同じく今年2022年の夏土用入りの日干支は「甲戌」、立秋の日干支は「壬辰」、従って「甲戌」から「壬辰」前日までの間にある「丑」の日は7月23日(丁丑)と8月4日(己丑)の二回あり、今年は二の丑がある年になります(右表参照)。日付や十干十二支は毎年変わりますから、丑の日も毎年日付が変わります。確かなのは「土用入りより前にならない」「立秋以降にならない」「土用間の丑の日は三回以上にならない」「一の丑の12日後に二の丑」ということくらい。

【2022年の土用(立秋前日まで)】
日付日干支備考
7月20日甲戌夏土用入り
7月21日乙亥
7月22日丙子
7月23日丁丑一の丑
7月24日戊寅
7月25日己卯
7月26日庚辰
7月27日辛巳
7月28日壬午
7月29日癸未
7月30日甲申
7月31日乙酉
8月1日丙戌
8月2日丁亥
8月3日戊子
8月4日己丑二の丑
8月5日庚寅
8月6日辛卯
8月7日壬辰立秋
カンカン照りの暑い夏に負けないようウナギを食べて精を付けようということが丑の日の習わしだったはずですが、今夏は全国的に(世界的に?)天候不順で、「テンプレート」に従わないお天気が多いようです。日本では5月から真夏日急増、梅雨明けが史上最早だったかと思えば、その後に梅雨の第二波みたいな大雨続き。強めの取水制限を強いられるところもあれば河川氾濫したところもあって悲喜交々ならぬ悲悲交々。

定型のお天気にならないと真っ先に大ダメージをうけるのが一次産業で、一次産業が揺らぐと二次、三次産業へ不振が伝播し、短期間に世の中を盛り返すことがどんどん難しくなるでしょう。食料の供給量以外は定量化し辛いですが、どこを切り取ってもテンプレートからのズレ幅が年々大きくなっている気がしませんか。温暖化とか気候変動というのは砂漠化や熱帯化と同じように「ものごとの結果を表す言葉」であって、原因ではありません。「高緯度で高温記録が頻発したり森林火災が増加してるのは温暖化のせい」という表現は何の説明にもなっていないのに、多くのメディアで使われています。

身近なところで「今年はセミの声が聞こえない」「チョウが少ない」「花が咲く季節がずれる」といった小さな変化を見つけるたび、自然の回復力では修復不可能なところまで来ちゃったんじゃないかと心配です。目を良く凝らし、耳を澄ませ、頭をフル回転させて、どう行動すればいいのか考えてみましょう。いつか、穏やかな気持ちでウナギを頬張れる日が来ますように。

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