ネオワイズ彗星にチャレンジするも… ― 2017/01/05
昨夜から今朝はよく晴れましたが、大部分の時間は強い風が吹いていたため望遠鏡を使えず。仕方がないので明け方のネオワイズ彗星(C/2016 U1)のみ小型機材で撮りました。自宅からは見えないため、一昨日同様に少し離れた見晴らし良いところへ。
ところが低空の微光星がなかなか見えなくて全く彗星を導入できず、あっと言う間に薄明が明るくなってきました。諦めてそのままの位置で何枚か撮影。帰宅後に調べたら隅のほうに写っていました。写ってる何枚かで左画像を組み立てた次第。撮影開始が航海薄明開始頃の5:50前で、上方向が天頂、上下画角は約3.5°、撮影開始時の彗星高度は約12.5°。中央の青緑色の星がネオワイズ彗星です。周囲の8等台前半の恒星と同じ程度の輝きといった印象です。カメラの液晶ファインダーでは全く分かりませんでした。背景が明るいため恒星のように見えてしまったのでしょうか。
そろそろこの彗星もおしまい。今週末は天気が崩れるようだから、それ以降は完全に見えなくなります。もう一回くらいチャレンジしたいけれど…。
参考:
ネオワイズ彗星(C/2016U1)に関係する記事(ブログ内)
ところが低空の微光星がなかなか見えなくて全く彗星を導入できず、あっと言う間に薄明が明るくなってきました。諦めてそのままの位置で何枚か撮影。帰宅後に調べたら隅のほうに写っていました。写ってる何枚かで左画像を組み立てた次第。撮影開始が航海薄明開始頃の5:50前で、上方向が天頂、上下画角は約3.5°、撮影開始時の彗星高度は約12.5°。中央の青緑色の星がネオワイズ彗星です。周囲の8等台前半の恒星と同じ程度の輝きといった印象です。カメラの液晶ファインダーでは全く分かりませんでした。背景が明るいため恒星のように見えてしまったのでしょうか。
そろそろこの彗星もおしまい。今週末は天気が崩れるようだから、それ以降は完全に見えなくなります。もう一回くらいチャレンジしたいけれど…。
参考:
ネオワイズ彗星(C/2016U1)に関係する記事(ブログ内)
2017年の中でいちばん太陽に近い日・パート2 ― 2017/01/05
昨夜から今朝にかけてよく晴れました。日の出後もよく晴れています。明け方前まで吹いていた強風も止みました。二十四節気の小寒を迎えましたが、とても穏やかです。
左は10:30前の太陽。相変わらず静穏ですが、右下のプロミネンスは昨日より構造が分かりやすくなりました。右上に見えていたプロミネンスはほぼ消えたようです。昨夜23:28に地球が近日点を通過して太陽に一番近くなりましたので、今日の太陽は僅かずつ小さくなり始めたばかり。でも昨日同様「太陽に一番近い日」ですね。
なおこの画像では分かりませんが、ここ数日「コロナホール」が太陽中央に出現しており、地球側を向いています。コロナホールは磁場が外向きになっている所で、向いている方向にいわゆる磁気嵐を起こす原因になります。強い磁気嵐に地球がさらされると通信障害など大きな被害がでます。小規模ならば「オーロラがいつもより良く見える」程度で済むのですが…気を付けようもないことだけど、お気を付けて。
左は10:30前の太陽。相変わらず静穏ですが、右下のプロミネンスは昨日より構造が分かりやすくなりました。右上に見えていたプロミネンスはほぼ消えたようです。昨夜23:28に地球が近日点を通過して太陽に一番近くなりましたので、今日の太陽は僅かずつ小さくなり始めたばかり。でも昨日同様「太陽に一番近い日」ですね。
なおこの画像では分かりませんが、ここ数日「コロナホール」が太陽中央に出現しており、地球側を向いています。コロナホールは磁場が外向きになっている所で、向いている方向にいわゆる磁気嵐を起こす原因になります。強い磁気嵐に地球がさらされると通信障害など大きな被害がでます。小規模ならば「オーロラがいつもより良く見える」程度で済むのですが…気を付けようもないことだけど、お気を付けて。
2017年最初の月面Xデー ― 2017/01/05
【X地形での太陽高度・2017年1月5日】
※上段はX地形における太陽高度、下段は時刻。| -2.00° 13:48 | -1.75° 14:20 | -1.50° 14:53 | -1.25° 15:26 |
| -1.00° 15:58 | -0.75° 16:31 | -0.50° 17:04 | -0.25° 17:36 |
| 0.00° 18:09 | 0.25° 18:42 | 0.50° 19:14 | 0.75° 19:47 |
今日の時間進行は右表のようになります。X地形における太陽高度が-1.5°付近で光が当たり始め、-1.0°から-0.75°あたりで完成。-0.5°以降はどなたでも見やすい時間です。今日の月没まで良く見えることでしょう。
誤解のないように書いておくと、-1.0°などに付いてる「−」はハイフンではなくマイナス。つまり月面Xは地平線より下の太陽光を受けて光り出すのです。これは別に不思議なことではなく、地球でも高い山で見られること。左は撮影地が日の出前に、遙か西に見える富士山を撮ったもの。標高の低い富士山麓も当然日の出前。つまり山頂では太陽がまだマイナス高度なのに光が当たっている状態ですね。月は地球より小さい天体なので、この効果がより強いです。
左は15:58(X地形の太陽高度-1.0°)の撮影。まだ日没前の青空の中ですが、X形がほぼでき上がっているのが分かります。「X」というより「火」に見えますね。青空に浮かぶ月の撮影はセンサーのゴミや光量の偏りが顕著に出てしまい、夜よりも神経を使います。
毎度のごとく午後から雲が湧き始め風も強くなりましたが、撮影直前に雲が切れてくれました。今日は透明度が良いものの、大気の揺らぎはかなりひどいものでした。撮影はもちろんですが、その後の画像処理がとても大変です。
右は17:04(X地形の太陽高度-0.5°)の撮影。周囲が暗くなってきたので、月の模様もはっきりしてきましたよ。もちろんX形は完成していて、目の良い方なら双眼鏡でも確認できます。
ダメ押しながら、18:09(X地形の太陽高度0.0°)にも撮影してみました(左下画像)。もうX地形の回りにも光が当たり始めています。明日には周囲の多くが「日なた」となり、数日後にはどこがXなのか分からなくなってしまうほど。
ここまで3枚の画像から、X地形周囲のみ切り出して並べてみました(右下画像)。わずかずつ光と影が変化しているのが分かるでしょうか。この時期の欠け際はほんとうに面白いですね。月は明日朝4:47頃に上弦を迎えます。もちろん日本ではもう沈んでいますので上弦の瞬間は見えません。
2017年の月面Xデーは3月5日、5月3日、7月1日…という具合に続きます。いずれも夕方に見えてくる好条件。晴れたらお見逃しなく。(詳しい予報などは右メニューのトピックスから「月面X」をどうぞ。)
月面X撮影の合間を縫って、別にセットした小型機材で本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)を狙いました。我が家で大きな機材をセットできる位置からはもう狙えない方向のため、北極星すら見えない(=極軸を合わせられない)狭い場所からの撮影です。
薄明の中、金星からいくつかの恒星をたどって彗星を見つけたときはもう近所の電線にかかりそうでした。まだ薄暮が明るい時間ですが、元気に輝いています。今年の初見でした。でも今後ますます低くなるため、何らかの手立てを考えなくっちゃ。
参考:
本田・ムルコス・パイドゥシャーコヴァー彗星(45P)に関係する記事(ブログ内)









