今日の太陽2017/01/31

20170131太陽
昨夜から今朝にかけてよく晴れましたが、風が強かったです。今日日中もよく晴れています。風はますます強くなっていますが…

20170131太陽リム
左は11:30頃の太陽。風と大気の揺らぎとでやや不鮮明。活動領域12629が目立たなくなりましたね。プロミネンスも小さいものばかりです。

月・金星・火星が夕空を飾りました2017/01/31

20170131月・金星・火星
今日の夕方に晴れていた地方では、西空に左のような光景が見えたことでしょう。美しい形の三日月。そのすぐ上にはキラキラ輝く金星。そして金星の左上で控えめに輝く火星。1月15日の記事の最後のほうに書いておいたので、覚えていた方は楽しみにしていたかも知れません。大都会の真ん中でも晴れて西空が見えさえすれば肉眼で楽しめますので、こういう現象は人気が高いですね。

当地・茨城県南では夕方までとてもよく晴れました。日中強かった風も日没頃には止んでくれました。外出先から戻る道中に暮れゆく空を見ながらワクワクして帰ってきたのですが、自宅に着いた頃から少しずつ湧き始める雲。大慌てで撮影の準備をし、シャッターを切りました。

20170131月・金星・火星
拡大撮影したものが右画像。これは天の北方向を上にしていますので、左の画像に対して回転した構図となっています。明日も月・火星・金星が一列になって見えますので、晴れたらお忘れなく。昼間の内から近いですので「昼の月を使って金星を見つける」ことができますよ(→参考記事)。

ちなみに月・火星・金星は3月1日に再度接近しますが、その翌月からはもう見ることができません。金星は3月下旬に内合を迎え、明け方に移ってしまうからです。夕空で金星と火星が接近するのは2019年夏までお預け。明け方で良ければ今年9月18日・19日に月・水星・金星・火星のすばらしいランデブーが起こります。

なお、金星と火星は2月2日にもっとも接近します。前述の1月15日の記事、および1月22日の記事、そして右上画像はすべて同じ焦点距離のレンズで撮影しました。だんだん近くなっていることが確認できるでしょう。2月27日前後には火星と天王星の大接近も起こります。こちらもお見逃しなく。