夕空を飾る明るい幻日と反薄明光線2016/09/06

20160906幻日
午後出かけていたのですが、空はなかなか魅力的でした。昼前から内暈が出ていたので他にも何か見える気がしていたのです。

17時頃になって徒歩で自宅へ向かう道すがら、雲に隠された太陽の左右にとても明るい幻日が出現(右画像は太陽右の幻日)。9月1日夕方に見た幻日や、昨夕に雲間から見えた幻日らしい光に大変似ていました。おそらくここ何日か、似たような気象条件が続いていたのでしょう。

20160906夕空
明るい状態は左右別々のタイミングでしたが、写真に撮れたのは右画像の地点のみでした。住宅街を歩いていたため、低空の現象を撮るときノゾキに間違われないよう、とても神経を使います。帰宅後あらためてベランダから全景を撮りました(左画像)。このときは左右とも薄れてしまいましたが、存在は確認できますので探してみてください。

日没後もステキな空でした。埼玉県西部や群馬県南部にそびえる積乱雲が金床雲に覆われ、そこからいくつもの反薄明光線が伸びています。通常の薄明光線・反薄明光線は大気中の「霞み」の明暗として見かけることが多いのですが、今日はそれに加えて「雲そのもの」の明暗が目立ちました。下左画像は南西の空広範囲を撮ったもの。中央に月が見えます。一見してどこが反薄明光線なのか分かりませんね。一部分を拡大したのが下中画像と下右画像。定規で引いたような直線上の影になっていますよ。つまり金床雲などの影が東へ伸び、別の雲を暗くしているのです。これを踏まえて下左画像を見ると、「あぁ、これは反薄明光線だったのか!」という部分が幾つも発見できるでしょう。下中画像のアンテナ近くには金星も写っていますが、気がつきましたか?

  • 20160906反薄明光線
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