今日も曇ったり晴れたりの一日でしたが、あまり台風の影響は感じません。昼からずっと外出してましたが、雲の変化が速く感じました。

左は外出先で見た筑波山にかかる笠雲。富士山にかかるようなものと比べてささやかですが、時々見ることができます。筑波山は山頂が二股に分かれて「双峰山」の異名もある山ですが、こうなってしまうと全く分かりませんね。

右は用事が済んでから見上げた17時過ぎの空。ごく淡い内暈が見えていました。上辺は肉眼で見えましたが右上あたりは全く分かりません。右辺は幻日のような光り方をしていましたが、ただ雲が光っていただけかも知れず、特定するには決め手に欠けました。

少しして自宅に戻った頃には太陽が沈む時間でした。地平から突き上げるように夕日が雲を染めています。一部は薄明光線となって、下左画像のように雲底を断片的に照らしていました。下中画像は太陽近くの雲。この辺りもよく見れば細かな薄明光線がびっしりです。北西の低空には大きな金床雲が見えました（下右画像）。当地・茨城県南から見た栃木県付近の金床雲はもっと高いので、随分遠くに感じました。あとで調べてみると福島県と新潟県の境界付近にあった雲のようです。暗くなりつつある超低空の雲間に、数分間だけ金星が姿を見せてくれました。


本日はやや雲が多くてなかなか太陽の撮影ができませんでしたが、12:45頃とりあえず撮影しておいた画像を元に組み上げました。画質は良くありませんが、太陽面の状況は把握できます。…といっても静穏そのもの。活発な領域はありません。

利根川ダム統合管理事務所発表、今日15時現在の利根川上流8ダムの貯水状況は下表の通りでした。