まだまだ見頃のクリムゾンスター ― 2021/01/05
ミラ型の長周期変光星として有名なうさぎ座R星、通称「ハインドのクリムゾンスター」が見やすい時期を迎えています。ちょうど宵にオリオン座と共に昇りますから観察にもってこいのタイミング。
前回の極大は2019年10月初旬でした。周期が約427日=約14ヶ月ですから、今期の極大は一ヶ月前、2020年12月ごろになりますね。実際にAAVSOやVSOLJの観測データでグラフを書くと、今日現在は下降へ向かっています(右下図はAAVSOによるもの)。それでも数ヶ月で1等程度のペースですから、この冬いっぱいは小型望遠鏡ですぐ探せる明るさです。
左上画像は昨夜夜半前に撮影したもの。真ん中の真っ赤な星がそうです。肉眼で直接観察は無理ですが、望遠鏡で見ると深紅の色合いがはっきり感じられるでしょう。(個人的には暗い時期のほうが赤が引き立つように感じます。)
このほか昨夜は所属天文同好会の名を冠する小惑星を撮影。ちょうど衝の位置近くに来ており、あと一週間ほどで最大光度(16.7等程度)となります。
日付をまたぐ撮影で、月明かりがあり、透明度も落ちていたので心配でしたが、何とか写ってくれました。撮影が終わった頃から薄雲が張り出し、その後は皆曇になりました。まさに間一髪。
前回の極大は2019年10月初旬でした。周期が約427日=約14ヶ月ですから、今期の極大は一ヶ月前、2020年12月ごろになりますね。実際にAAVSOやVSOLJの観測データでグラフを書くと、今日現在は下降へ向かっています(右下図はAAVSOによるもの)。それでも数ヶ月で1等程度のペースですから、この冬いっぱいは小型望遠鏡ですぐ探せる明るさです。
左上画像は昨夜夜半前に撮影したもの。真ん中の真っ赤な星がそうです。肉眼で直接観察は無理ですが、望遠鏡で見ると深紅の色合いがはっきり感じられるでしょう。(個人的には暗い時期のほうが赤が引き立つように感じます。)
このほか昨夜は所属天文同好会の名を冠する小惑星を撮影。ちょうど衝の位置近くに来ており、あと一週間ほどで最大光度(16.7等程度)となります。
日付をまたぐ撮影で、月明かりがあり、透明度も落ちていたので心配でしたが、何とか写ってくれました。撮影が終わった頃から薄雲が張り出し、その後は皆曇になりました。まさに間一髪。