一足早くお月見、火星や彗星も一緒に2020/10/26

20201025_11228月
昨夜から今朝は晴れ予報でしたので、上弦を過ぎた月を皮切りにいくつかの天体を楽しむことにしました。

左の月面は25日20:10頃の撮影。太陽黄経差は約112.28°、撮影高度は約34.8°、月齢8.65。これでもか!と言うほど秤動で右上をこちらに向けていたため、フンボルト海などがとても良く見えますね。東端に勢揃いした裏側の海たちもたどりやすいでしょう。

三日後の29日には「豆名月」とも言われる十三夜(後の月)、そして31日夜にはブルームーンとなる今月二回目の満月がやってきます。でも、月を愛でる気持ちを持つ人はどんな形であれ愛おしいいでしょう。昨夜の月は気持ちが奪われるほどよく澄んだ光を放ち、本当に秋らしい光景。一足早くお月見を楽しむことができました。

20201025火星
南中時でも低かった月があまり揺らいでなかったため、火星に望遠鏡を向けるとびっくり。一晩前のシーイングと打って変わり、模様がとても良く見えました。毎日こうだったら良いのに…。

ただ良シーイングは長く持たず、30分もすると水底を見てるような状態になってしまいました。このとき嫌な予感がしたんですが、夜半を過ぎると思った通り雲が通過するようになりました。明け方の彗星たちを見ようと思っていたのに…。

それでも天気の推移は1時間あたり10分程度の晴れ間がやってきているため、一か八か19日にも撮影したエラスムス彗星(C/2020 S3)に望遠鏡を向け、ひたすら撮り続けてみました。大部分は雲の写真になってしまいましたが、連続11コマ(約22分)をコンポジットすることができました(下画像)。

20201026エラスムス彗星(C/2020 S3)
同じ空に見えているアトラス彗星(C/2020 M3)とは比べるべくもありませんが、十分に明るく、エメラルドグリーンのコマもしっかり広がっています。どんどん低くなっているため、我が家からは間もなく見えなくなってしまうのが惜しいところ。

なお画像中心から外れていますが、これはちょっと前の軌道要素位置で撮影してしまったからです。定期的に更新はしているのですが、発見からあまり日が経ってないものでは、更新と更新の合間にこれくらいズレてしまうことがあります。写野に入っていたから良かったものの、油断禁物ですね。

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