2020年の台風18号が発生2020/10/25


20201025-0300JST衛星画像
気象庁によりますと、一昨日から「台風になるかも知れない」と発表されていた熱帯低気圧が、本日3:00に台風18号「モラヴェ/MOLAVE」になったと発表がありました。直前の台風17号発生から4日と18時間後の発生で、17号はまだ活動中のため現在はダブル台風となります。

左は発生時刻の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。夜間なので赤外波長の白黒画像です。赤点線円は各台風中心の直径1000km円を表しています。ちなみに西側が17号、東側が18号。

17号は一時「強い台風」レベルまで発達しましたが、現在は少しずつ衰え始まっています。いっぽう18号は発達しながらフィリピンを横断したあと「強い台風」になる見込みとのこと。立て続けの通過となり、とても心配です。

アトラス彗星の大写しに再挑戦2020/10/25

20201025ATLAS彗星(C/2020 M3)
昨夜から今朝にかけてよく晴れました。宵のうち通り雨があったので用意しかけていた機材を撤収するなどドタバタでしたが、21時以降は雲ひとつなくなってくれました。夜半前に火星を、明け方にはアトラス彗星(C/2020 M3)を観察できました。

まずアトラス彗星から掲載。一度2時前から撮影したのですが、どうも架台の調子が悪く、南中超えを待って再セッティング、夜明けまでかかって再撮影しました。放射冷却で夜半前から一気に4度も下がり、ピントも合わせ直しです。21日の撮影では写野外のゴーストで台無しになってしまいましたが、今回の大写しはうまくいったようです。

アトラス彗星は日々高度を上げ、光度も上がっています。もっと条件が良い場所で明るい光学系で撮ったらこの写野短辺に匹敵するくらいコマが広がっているはずですが、街中ではこんなもの。それでも十分大きいですね。(※この機材の写野はトリミング無しでおよそ50×30分角。左上画像は恒星移動ぶんトリミングしています。)コマに重なるように右向き細V字の尾が見えています。しばらく楽しむことができる彗星でしょう。

20201024火星
続いて夜半前の火星。雨上がりと急な冷え込みとでシーイングは安定しませんでした。23時台が一番落ち着いていましたが、それでもピント合わせができないくらい揺れています。

モニター越しに、最接近時より若干小さくなっているのが分かります。同じ設定で取り続けていると、惑星本体の大きさではなく周囲の余黒の広さが変わったことを感じ取れるんです。それでもまだ十分明るく大きいですね。

大シルチスやヘラス平原がよく見えています。北極側の雲はよく分かりませんでした。南極冠がますます小さい…。もう一ヶ月ほど追いかけてみようと思います。

今日の太陽2020/10/25

20201025太陽
明け方の気温が6度まで下がりました。朝から冬のような快晴。冷たい風が少し吹いています。

20201025太陽リム
左は11時過ぎの太陽。右やや下リム近くの活動領域12776はまだ黒点が見えていますが、もう3、4日で光球から姿を消しそうですね。北半球に見えていた極小の黒点はほとんど見えなくなったようです。プロミネンスは小さなものが何ヶ所か見えるのみ。

大気が小刻みに揺れて、ほんとうに冬の空みたい。星が瞬く季節になりつつあるようです。