台風の片隅にあった熱帯低気圧 ― 2015/08/07
8月に入り台風13号が発達する片隅で、ちょっと目を引く光景がありました。台風と日本の間の海域でそれを見つけたのは8月1日のことです。
そこには「ミニミニ台風」と呼べそうな雲の渦がありました。あとで分かったのですが、熱帯低気圧だったんです。翌2日にはとても綺麗な渦になり、3日、4日とかけてだんだん紀伊半島に近づきました。左画像は3日9時の様子です。この時点で関東平野よりふたまわり大きい規模でしょうか。あまりのかわいらしさに台風13号よりも注目してしまいました。
5日に渦はほぼなくなっていますが、かろうじて渦状の雲の流れは感じられました。6日に熱帯低気圧としては消滅しています。こうした話題にならない小さな熱帯低気圧や渦状の構造は度々発生しているようです。強い雲の塊はないので、真下から見たら結構空が透けて見えるのでしょう。雲の流れは地上からも渦として分かるのでしょうか…?危なくないなら自分の目で確かめてみたい気もします。下に8月1日から6日の気象衛星画像(各9時・画像元:NICTサイエンスクラウド)を使った手動アニメを置きましたのでご覧ください。最後のコマは大きさ比較のため同縮尺に切り取った台風13号(6日9時)です。
参考:
2015年・台風関連の記事(ブログ内)
そこには「ミニミニ台風」と呼べそうな雲の渦がありました。あとで分かったのですが、熱帯低気圧だったんです。翌2日にはとても綺麗な渦になり、3日、4日とかけてだんだん紀伊半島に近づきました。左画像は3日9時の様子です。この時点で関東平野よりふたまわり大きい規模でしょうか。あまりのかわいらしさに台風13号よりも注目してしまいました。
5日に渦はほぼなくなっていますが、かろうじて渦状の雲の流れは感じられました。6日に熱帯低気圧としては消滅しています。こうした話題にならない小さな熱帯低気圧や渦状の構造は度々発生しているようです。強い雲の塊はないので、真下から見たら結構空が透けて見えるのでしょう。雲の流れは地上からも渦として分かるのでしょうか…?危なくないなら自分の目で確かめてみたい気もします。下に8月1日から6日の気象衛星画像(各9時・画像元:NICTサイエンスクラウド)を使った手動アニメを置きましたのでご覧ください。最後のコマは大きさ比較のため同縮尺に切り取った台風13号(6日9時)です。
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2015年・台風関連の記事(ブログ内)