11月28日の紫金山・アトラス彗星など ― 2024/11/29
昨夜から今朝は良く晴れました。少し透明度が落ちていたものの、星の観察には問題ないレベル。宵空の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を観てみました。
5日前の観察よりもさらにひと回り小さく感じました。薄明中だとモニターの中で見つけるにも苦労するレベル。まだ核がそこそこ明るいため気付けます。移動も遅くなりました。
日付が変わり、未明に高くなった火星とプレセペ星団を眺めました(下A画像)。小型双眼鏡で収まりが良く見えます。計算上の最接近は12月4日19時JSTごろで、離角は1.82°。昨年6月初旬の星団内通過と比べたら見劣りするかも知れませんが、これはこれで良いですね。次回プレセペ星団に火星が接近するのは2025年5月5日(離角約0.348°)および2026年10月11日(離角約0.370°)で、どちらも星団の中に火星が埋もれる光景を楽しめるでしょう。
薄明が始まってから南東の超低空に細い月が見えていたので簡単に固定撮影(下B画像)。9月初旬の水平月から3朔望月が経ち、だいぶ立ってきました。来年1月や2月の明け方まで弦傾斜の起き上がりが続きます。(夕空の細い月は逆に春が一番水平に近くなります。)
5日前の観察よりもさらにひと回り小さく感じました。薄明中だとモニターの中で見つけるにも苦労するレベル。まだ核がそこそこ明るいため気付けます。移動も遅くなりました。
日付が変わり、未明に高くなった火星とプレセペ星団を眺めました(下A画像)。小型双眼鏡で収まりが良く見えます。計算上の最接近は12月4日19時JSTごろで、離角は1.82°。昨年6月初旬の星団内通過と比べたら見劣りするかも知れませんが、これはこれで良いですね。次回プレセペ星団に火星が接近するのは2025年5月5日(離角約0.348°)および2026年10月11日(離角約0.370°)で、どちらも星団の中に火星が埋もれる光景を楽しめるでしょう。
薄明が始まってから南東の超低空に細い月が見えていたので簡単に固定撮影(下B画像)。9月初旬の水平月から3朔望月が経ち、だいぶ立ってきました。来年1月や2月の明け方まで弦傾斜の起き上がりが続きます。(夕空の細い月は逆に春が一番水平に近くなります。)