山形の板垣さんがNGC4559のLBV増光検出2022/01/03

20220103_TCP J12355224+2755557
1月2日2:30過ぎ、山形県の板垣公一さんから17.5等の突発天体の報告。見ると時々増光しているNGC4559のLBV(Luminous Blue Variable:高光度青色変光星)でした。よく晴れていたので撮影してみました。

この星は背景に小さな星雲域があり、いつも混同してしまいます。機器の調子が悪いため少し流れていますが、1日経ってもまだ暗い恒星状天体が認められますね。撮って出しの画像では全く分かりませんでした。お正月からよくまぁ広大な星空のこんな小さな変化に気が付きますねぇ。恐れ入りました。

今日の太陽2022/01/03

20220103太陽
昨夜から今朝は快晴、今日も少し雲が通るけれどほぼ快晴です。午後になって少し風が出てきました。

20220103太陽リム
左は10時過ぎの太陽。見えている活動領域は南半球の12916、12919、12922、12923。12923は今日初めて聞きましたが、黒点列のある12916の南側にあり、黒点はなさそうです。右上と左下のリムに大きめのプロミネンスが見えています。

1日18時UTごろ(2日3時JSTごろ)に右上に向かうコロナの噴出が、また2日0時UTごろ(2日9時JSTごろ)右下に向かう噴出があったようです。先月末から立て続けですね。

内合6日前の金星2022/01/03

20220103金星
今日も南中過ぎの金星を観察しました。太陽が望遠鏡に入らないよう工夫しながら探すと、まだファインダーでも見つけることができます。ただし透明度が高くないとだめですね。白っぽい空では全く見えないどころか目を痛めてしまいます。

左は13時過ぎの撮影で、太陽離角は10.04°、輝面比は1.44%(いずれも地心計算)。シーイングは昨日の撮影時より幾分ましでしたが、ランダムに吹き付ける風には閉口しました。フレーム数を多くして対処するしかありません。

撮影が済んで片付け終わった頃、太陽離角がいよいよ10°を下回り始めました。明日4日19:50ごろからは輝面比も1%を下回りますので、加速度的に探すのが困難になるでしょう。観察する方はくれぐれも太陽光に気をつけてください。冗談ではなく、目も機材も瞬時に焼けます。(何十年か前、私はファインダーのキャップし忘れで髪を焦がしたことがあります。)