束の間のお月見 ― 2021/05/24
昨夜から今朝は雲が多かったのですが、時々薄雲越しに月や星が見えたり、一部の方向だけ快星になったりと、煮え切らない空模様。そろそろ日付が変わろうとするころ西に傾いた月を、せっかくなので撮ってみました。
左は23日23:10頃の撮影で、太陽黄経差は約139.39°、撮影高度は約38.4°、月齢は11.80。薄雲越し…と言ってもかなり厚い薄雲(?)なので、コントラストがとても悪いです。久しぶりの月だったからか、満月まであと3日なのに丸みが足りないな…という妙な印象を持ちました。これで「満月に間に合いませんでしたゴメン」ってなったら面白いですね。
もうアリスタルコスが見えており、シッカルドの縁にも光が当たり始めました。雪だるまのようなガッサンディが目立ってます。ティコやコペルニクスから広がる光条が意外なほど淡いのに驚きました。光条はどんなにシーイングが悪くて不鮮明でも明暗だけははっきりするのですが、薄雲の悪影響ってこういうところに出るのですね。
せっかくなので、月の中心がどうなっているか確かめてみました。右は左画像の中央付近にできるだけ正確な作図を施したもの。近くのクレーターもラベリングしてみました。撮影時の秤動は緯度・経度ともマイナス値(測心緯度秤動:-4.37°、測心経度秤動:-4.77°)だったので、真の月面中心の左下(月面の南西側)が見かけの中心に寄っています。
見かけの月面中心のすぐ左上に見える明るいクレーターがメスティングA。今後三日かけて見かけの中心と真の中心がどんどん接近し、26日の皆既月食中から明け方にかけて「真正面から見た月」に極めて近くなるでしょう。詳しくは「センタームーン」の記事をどうぞ。
撮影中からどんどん雲が出てきて、終了せざるを得ませんでした。見ると月周囲に淡い内暈が見えています(下A画像/下B画像はマーカー付き)。内暈円周上に星がないか探すと、ちょうどおとめ座109番星がありました。月までの角距離は約21.5°。内暈半径が22°であることを証明できますね。
左は23日23:10頃の撮影で、太陽黄経差は約139.39°、撮影高度は約38.4°、月齢は11.80。薄雲越し…と言ってもかなり厚い薄雲(?)なので、コントラストがとても悪いです。久しぶりの月だったからか、満月まであと3日なのに丸みが足りないな…という妙な印象を持ちました。これで「満月に間に合いませんでしたゴメン」ってなったら面白いですね。
もうアリスタルコスが見えており、シッカルドの縁にも光が当たり始めました。雪だるまのようなガッサンディが目立ってます。ティコやコペルニクスから広がる光条が意外なほど淡いのに驚きました。光条はどんなにシーイングが悪くて不鮮明でも明暗だけははっきりするのですが、薄雲の悪影響ってこういうところに出るのですね。
せっかくなので、月の中心がどうなっているか確かめてみました。右は左画像の中央付近にできるだけ正確な作図を施したもの。近くのクレーターもラベリングしてみました。撮影時の秤動は緯度・経度ともマイナス値(測心緯度秤動:-4.37°、測心経度秤動:-4.77°)だったので、真の月面中心の左下(月面の南西側)が見かけの中心に寄っています。
見かけの月面中心のすぐ左上に見える明るいクレーターがメスティングA。今後三日かけて見かけの中心と真の中心がどんどん接近し、26日の皆既月食中から明け方にかけて「真正面から見た月」に極めて近くなるでしょう。詳しくは「センタームーン」の記事をどうぞ。
撮影中からどんどん雲が出てきて、終了せざるを得ませんでした。見ると月周囲に淡い内暈が見えています(下A画像/下B画像はマーカー付き)。内暈円周上に星がないか探すと、ちょうどおとめ座109番星がありました。月までの角距離は約21.5°。内暈半径が22°であることを証明できますね。




