今日の太陽とハロ現象2023/09/03

20230903太陽
今朝まで不安定ながら時々晴れ間を保ってくれた空模様。今夜から明日にかけてまとまった雨になる予報で、朝から雲多めです。雲間が残っているうちに太陽観察を済ませました。午後も日差しが続いたものの、薄くベタッとした雲が取れなくなりました。

20230903太陽リム
左は10時ごろの撮影。目立つ黒点がどんどん減ってしまい、「えっ、第25太陽周期はこれで終わり!?」と思ってしまうほど静穏になりつつあります。花火大会の最後のようです。まぁでもここ三日でMクラスに届いたフレアが3回も起こりましたから活発なのでしょう。右上の明るいプロミネンスは多分活動領域13413付近のもの。南極域の“襟巻き”プロミネンスはひょっとして一周巻いているんでしょうか?下から見てみたい…。

気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は906、真夏日地点数は658、猛暑日地点数は69。今週まとまった雨が降れば少し涼しくなって水不足も解消されるでしょうか。

20230903幻日
【追記】
日が傾いた頃、台風を思わせる雲の流れの中に明るくて大きい幻日が見えているのを発見しました。太陽左の幻日(右画像/雲の合間に光ってます)だけで、右は適切な雲がなかったからなのか、見えませんでした。またこのとき、ごく淡い環天頂アークも見えていました。デジカメでは写し取れないくらい淡かったので撮影は省略。

今日もハロが見えました2023/08/28

20230828内暈
昨夜は曇り。今日も雲が多く、時々弱い日差しはあるものの、太陽も観察が難しい空でした。

午後早いうちから内暈が見えていました(左画像)。雲がまばらなせいか、私が見ていた範囲では全周繋がることはありませんでした。16:30前ごろになると天頂近くにごく淡い虹色アークが見え始めました。二日連続で環天頂アーク…と思ったら、良く見ると下向きの円弧ですから環天頂アークではありません。これは上部ラテラルアークですね(右下画像)。

20230828上部ラテラルアーク
気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は866、真夏日地点数は709、猛暑日地点数は92、酷暑日地点数は0。まだ暑い日は続くようです。

2023年・真夏日と熱中症(途中経過)
※本日7月の熱中症搬送者数確定値が発表になったので、現時点の「2023年・真夏日と熱中症」グラフを描いてみました(左図)。8月上旬と中旬の二回減っているところは台風通過の時期、それ以外はまんべんなく暑いですね。8月も終わると言うのに、気温の下がる兆しが見えないのは恐ろしいことです。

今日の太陽とハロ現象2023/08/27

20230827太陽
昨夜は台風10号関東接近の影響が出始め、夜半を待たずして雲が飛来、やがて時々雷雲も通過するようになりました。今日も同様で、青空が広がる時間もあれば雷が聞こえ、大雨の時間もありました。午後は比較的青空優勢ながら、空全体が巻雲に覆われています。上空の風向きも昨夜から変わりました。

気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は911、真夏日地点数は758、猛暑日地点数は40、酷暑日地点数は0。新たに「台風になるかも知れない熱帯低気圧」が台風9号と10号の間に発生しました。日本に接近する見込みなので、今週から来週にかけて天気が大きく変わるかも知れませんね。

20230827太陽リム
左は15時過ぎの太陽。雲間から撮りました。活動領域13413は中央子午線に到達。左下の13415も間もなくです。右リムのプロミネンス達が良く見えていますね。左端にも背の高い吹き上がりが見えます。ひと目見て活発とは言い難い太陽面ですので、もう少し元気を出してほしいなと思います。

20230827内暈
太陽観察中から彩雲や内暈が見えました。右画像は内暈。雲の分布の影響なのか、上半分しか見えませんでした。もう少し待ったら色々見えてきそうですが…さて。


【追記】

予想通り、夕方前の1時間ほど観察していたら幻日と環天頂アークを発見しました。幻日は太陽左側のみでたいへん淡く、すぐ消えてしまいました。このころは内暈もほとんど見えませんでした。(下A画像、太陽上方向に微かに写っています。)いっぽう環天頂アークも淡かったけれど、少なくとも30分は見え続けました。もっとも、台風の影響で足早に動く低層の雲を避けつつの撮影で、大変疲れました。

  • 20230827幻日

    A.幻日
  • 20230827環天頂アーク

    B.環天頂アーク


今日の太陽とハロ現象2023/08/23

20230823太陽
昨夜は薄曇りの空に七夕の星々を眺めることが出来たものの、低空の月は雲の中。夜半からは雨まで降り出す始末。二十四節気の「処暑」を迎えた本日朝からも天気が不安定で、土砂降りになったかと思えば日が差し、またすぐ雷雨…と行った具合。気象庁アメダス速報値の本日0時から15時までの集計による夏日地点数は901、真夏日地点数は714、猛暑日地点数は129、酷暑日地点数は0。

20230823太陽リム
左は12:30過ぎの太陽。分厚い雲の隙間から差し込んだ時間帯を寄せ集めました。左端に新しく現れた黒点周囲は活動領域13415と採番。13413とともにこれからしばらく楽しめそうです。プロミネンスは少ないですが、ダークフィラメントが右に寄ってきたので次なる展開が楽しみ。

20230823幻日
【夕方追記】
17時過ぎにベランダから淡い幻日が見えました(左画像)。太陽は右側の雲の中で、太陽右の幻日は見えませんでした。曇ったり晴れたりする中で巻雲の割合が多いため、各種アークの出現も探し続けていますが、なかなか現れませんね。このあと大雨になりました。