今日の太陽 ― 2016/06/01
6月の空に淡い暈と水平虹 ― 2016/06/01
午前中から絹雲が広がり、時々内暈が見えていました。こう言うお天気の時はほかのハロ現象も期待してしまいます。ユーティリティ:太陽高度とアークの時刻表によると、当地では9:30頃から環水平アークが見えてくる予想でしたので、時々窓の外を注意していました。
左は10:30頃撮影した画像。上半分には下向きの弧を描く内暈の一部が写っていますね。そして屋根の上にも別のアークが見えてきましたよ。右下画像は拡大撮影したもの。 色合いを強調しています。どうですか、水平に伸びる虹が見えますか?これは環水平アークです。
このあと濃くなることを期待してたのですが、淡いまま高くなり、30分も経たずして消えてしまいました。生暖かい気温ですっきりしない6月のスタートです。
左は10:30頃撮影した画像。上半分には下向きの弧を描く内暈の一部が写っていますね。そして屋根の上にも別のアークが見えてきましたよ。右下画像は拡大撮影したもの。 色合いを強調しています。どうですか、水平に伸びる虹が見えますか?これは環水平アークです。
このあと濃くなることを期待してたのですが、淡いまま高くなり、30分も経たずして消えてしまいました。生暖かい気温ですっきりしない6月のスタートです。
地球接近直後の火星をようやく眺める ― 2016/06/01
二日間ほどお天気が悪く、話題の火星を観察できませんでした。今日は宵まで雲がやや多かったものの、20時頃から快晴。南東の木々越しに地球接近を過ぎたばかりの火星がギラギラ見えます。少し風が出ているものの撮影できそうなので、準備をしながら待つことにしました。
我が家からですと隣家の屋根が大きく南東を覆い、火星はかなり高くならないと撮影できないのです。
22時近くになってようやく撮影準備が終わったころ、また急に雲が張り出してきました。大慌てで一コマ分の撮影を終えたところで雲に覆われてしまいました…。気流はかなり乱れていましたが、なんとか左の画像を組み立てられました。
ボケボケですが、中央に大シルチスが濃く見えています。地球接近直前の5月28日の画像では右上に写っている地形ですね。同じような時間に見ているのですが、刻々と変わる地形は実に面白いです。この撮影が今回の接近に(時間的に)一番近い画像となりました。
参考:
2016年火星の地球接近・アンタレス接近に関する記事(ブログ内)
22時近くになってようやく撮影準備が終わったころ、また急に雲が張り出してきました。大慌てで一コマ分の撮影を終えたところで雲に覆われてしまいました…。気流はかなり乱れていましたが、なんとか左の画像を組み立てられました。
ボケボケですが、中央に大シルチスが濃く見えています。地球接近直前の5月28日の画像では右上に写っている地形ですね。同じような時間に見ているのですが、刻々と変わる地形は実に面白いです。この撮影が今回の接近に(時間的に)一番近い画像となりました。
参考:
2016年火星の地球接近・アンタレス接近に関する記事(ブログ内)
明け方のパンスターズ彗星が明るい ― 2016/06/02
日付が6月2日に変わる前に火星を観察できましたが、その後すぐ曇ってしまいました。もともとは晴れの予報で、月明かりもほとんどないため、明け方のパンスターズ彗星(C/2013X1)を見ようと思っていたのに…。
諦めきれず夜更かししていると、1時頃から天頂より南側だけ雲が切れました。しかし残った雲が上空から動こうとしません。パンスターズ彗星が昇る東は雲の中です。燻っていても仕方ないので、ちょうど晴れ間にいたリニア彗星(252P)がどれほど暗くなったか撮ってみることにしました(左画像)。おやおや、反転しないともうどれだか分からないですね。カラーで撮りましたが、あの独特の緑色のコマはどこへやら。
そうこうしているうちに薄明がしっかり始まってしまいました。するとだんだん東まで晴れてきたではありませんか。遅いよ、もぅ。その時間には付近の電線や電柱に彗星が遮られてしまう位置でしたが、どうにか電線の隙間をかいくぐって導入し、何コマか撮影しました(右画像)。
雲がまだ残ってしきりに横切るため、どうにか使える画像は半数。右画像のダーク&フラット処理はしていません。でも薄明の中でこれだけ写るのですから、彗星はかなり明ることが分かりますね。今回やっと尾が写りました。現在7等級でしょうか。7月くらいまで増光を続けるみたいなのですが、ずっと低いのが残念。
参考:
リニア彗星(252P)に関係する記事(ブログ内)
諦めきれず夜更かししていると、1時頃から天頂より南側だけ雲が切れました。しかし残った雲が上空から動こうとしません。パンスターズ彗星が昇る東は雲の中です。燻っていても仕方ないので、ちょうど晴れ間にいたリニア彗星(252P)がどれほど暗くなったか撮ってみることにしました(左画像)。おやおや、反転しないともうどれだか分からないですね。カラーで撮りましたが、あの独特の緑色のコマはどこへやら。
そうこうしているうちに薄明がしっかり始まってしまいました。するとだんだん東まで晴れてきたではありませんか。遅いよ、もぅ。その時間には付近の電線や電柱に彗星が遮られてしまう位置でしたが、どうにか電線の隙間をかいくぐって導入し、何コマか撮影しました(右画像)。
雲がまだ残ってしきりに横切るため、どうにか使える画像は半数。右画像のダーク&フラット処理はしていません。でも薄明の中でこれだけ写るのですから、彗星はかなり明ることが分かりますね。今回やっと尾が写りました。現在7等級でしょうか。7月くらいまで増光を続けるみたいなのですが、ずっと低いのが残念。
参考:
リニア彗星(252P)に関係する記事(ブログ内)