2022年で日の入りが最も遅いシーズンです2022/06/28

20220628日没前
関東は異例の早さで梅雨が明けたものの、夕方になると雲が湧くパターンは晩春から続くお約束。すっきり晴れることのほうが稀ですから、しっかりした日没を体験することはなかなかできません。まして例年通りの梅雨空だったら尚更でしょう。

夏至のおよそ一週前に「年間で日出が最も早い時期」がありました(→2022年6月12日記事参照)。夏至を挟んで約一週後の今は「年間で日没が最も遅い時期」がやってきています。右下は自作プログラムによる日没最遅マップ。

2022年日没最遅マップ
北海道付近は昨日27日、今日28日はまだ梅雨明けしていない東北付近が今年一番遅い日没日でした。明日は関東から近畿、中国地方、明後日の月末は四国や九州。日本最南端の沖ノ鳥島に到達するのは7月5日。以降は全国的に日没が早くなってゆきます。とは言え、向こう一ヶ月ほどは太陽がまぶしい季節で「日が短くなった」などと思いもしないことでしょう。

逆にみなさんにお聞きしたいのですが、いつごろになったら「日暮れが早くなった」「日が短くなった」あるいは「夜明けが遅くなった」と感じるのでしょう?私は天体観察しているせいか、夏至から一ヶ月も経つとそう感じますが、秋が目前に迫らないと感じない方もいらっしゃるでしょう。普段仕事や学校などで室内にいる方と、屋外作業をしている方とでも差がありそうです。

参考:
日出没・暦関連の記事(ブログ内)
ユーティリティ「太陽と月の時刻表/夜空の時刻表」

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