明け方のわずかな晴れ間に突発天体を観察2018/05/22

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昨夜から今朝にかけてかなり雲が多かったのですが、夜半を過ぎて1時頃から晴れ渡ってきたため、急きょ機材を準備。明け方まで余り時間がありません。5月19日に群馬県の小嶋正さんによって発見された突発天体のみにターゲットを絞って写してみました(左画像)。

この領域はうしかい座ですが、北斗七星(おおぐま座)の柄の先端(アルカイド/ηUMa)から辿ったほうが早いです。と言っても目立つ星が少なくて、自動導入など無い自分の機材では真ん中に持ってくるのに時間がかかりました。撮影後簡単に測定したら約13等でした。

小嶋さんは先月4月8日にもいて座に現れた新星の発見者として名を連ねています。撮影を終えた頃には空が白み始めていました。東にはもう秋の四辺形が昇っています。この時期には珍しく少し涼しさを覚える気温でした。

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