満月直前の月 ― 2024/11/16
今月の満月瞬時は今朝6:30ごろでした。昨夜は夜半まで雲が多く、夜半から明け方までは晴れ間があったものの、薄雲の往来がなかなか途切れません。
仕方なく拡大撮影は諦め、全球を小さな望遠鏡で観察しました。左画像は16日2:30頃の撮影で、太陽黄経差は約177.72°、撮影高度は約43.30°、月齢は14.20。気流はそれほど悪くなかったのに、雲がねぇ…。
南極側に欠けが残っているのが分かります。2024年9月18日記事内の「地球影と満月期の位置関係」の図を見ると分かりますが、今年11月や12月の満月は太陽と地球を結ぶラインよりも北側に離れて通過するため、地球からは月面南側の奥=日光が届かないところを見やすくなっているのです。
秤動が有利だった訳ではないけれど、左下、オリエンタレ盆地を囲む外輪山が感じられて、なかなか面白い眺めでした。
仕方なく拡大撮影は諦め、全球を小さな望遠鏡で観察しました。左画像は16日2:30頃の撮影で、太陽黄経差は約177.72°、撮影高度は約43.30°、月齢は14.20。気流はそれほど悪くなかったのに、雲がねぇ…。
南極側に欠けが残っているのが分かります。2024年9月18日記事内の「地球影と満月期の位置関係」の図を見ると分かりますが、今年11月や12月の満月は太陽と地球を結ぶラインよりも北側に離れて通過するため、地球からは月面南側の奥=日光が届かないところを見やすくなっているのです。
秤動が有利だった訳ではないけれど、左下、オリエンタレ盆地を囲む外輪山が感じられて、なかなか面白い眺めでした。