月食から一日経った月2022/11/10

20221110_19372月
昨夜から今朝は雲多めの空でした。時折晴れ間がやって来て星月がキレイに見えるけれど、またすぐ雲が…の繰り返し。近くの太平洋側で雨雲の列が通過していたようです。

なんとか長めの雲間を狙い、月と火星を撮影してみました。左は10日0:20ごろの撮影で、太陽黄経差は約193.72°、撮影高度は約75.64°、月齢15.19。首が痛くなるほど高いところから夜の街を照らしていました。

20221110火星
一晩前に月食があったとは思えないくらい欠けてしまいましたね。フンボルト海も夕暮れで、ぱっと見てえぐれたようになってました。南北の影を比べると南極側のクレーターのほうが影が目立っていますから、月の黄緯がプラス側にどんどん高くなっていると分かります。これから冬に向かって冷たい月光が降り注ぐ季節を迎えます。

シーイングがかなり悪かったけれど、火星も何とか模様が分かります。輝面比が95.9%まで回復、急速に円形に近づいてきました。火星の地球最接近まであと20日。あっという間です。

今日の太陽と立派なクロイツ群彗星2022/11/10

20221110太陽
朝から天気が回復し、今日も暖かくなりました。透明度はやや悪く、雲が湧く時間帯もあります。

20221110太陽リム
左は9:40頃の太陽。活動領域13140の黒点がほぼ中央子午線に達し、13141も明日には達するでしょう。ここまでくると複雑な構造が見えますね。南半球のフィラメントたちも続いています。

20221109-1325UT_SOHO
ところで、つい三日前にクロイツ群彗星の話をしたばかりなのに、また現れました。昨夜モニターしていた太陽観測衛星SOHOにも立派な尾をたなびかせた姿が写っています(右画像)。なかなか明るくて立派じゃないですか!?6時間後の画像ではもう写っていませんでしたので、その間に太陽に衝突したと思われます。

こう頻繁だと、太陽に接近観測している探査機への衝突が心配になりますね。太陽近傍って、太陽系のどこよりも大量の石隗が高速で降ってくる「掃除機の吸い込み口」のようなものですから…。