ひまわりと台風と月と2022/09/13

20220913-1330気象衛星画像
左は本日13日13:30の気象衛星ひまわり画像(画像元:NICT・ひまわりリアルタイムWeb/月のみ明度と色調補正)。日本付近にある台風12号と13号のあいだの雲(熱帯低気圧)がまもなく台風になりそうです。12号と13号はあと三日ほど活動が続きそうなので、トリプル台風必至でしょうか。

記憶している限りですと、トリプルになった最近の事例は2019年の台風8・9・10号。三つとも西日本から南西諸島までを襲った台風でした。今年は7月まで台風発生が少なめに推移していたので安心していた矢先にこれですよ…。(追記)その後よく調べたら、2021年9・10・11号および17・18・19号もトリプルでした。2021年9・10号は日本に接近していますね。11号だけ遠かったものの、トリプルの期間としては2日と18時間も続きました。

地球の左上縁に月が写っています。中秋の名月ごろからひまわりの射程に入った月は、12日午前に赤緯ゼロを通過して天の北半球に移りました。更に北上を続け、本日夕方にはひまわり撮影可能範囲を抜けます。満月期にこの範囲に入るのは3月ごろと9月ごろの二回だけです。ひまわりから見ると満月より台風のほうが大きいのは皮肉なところ。距離は10倍以上違うのですけれど。

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