今日の太陽 ― 2015/02/01
金星と火星がだんだん近くなります ― 2015/02/01
夕方になっても強風が止まず、窓をガタガタ鳴らしています。その向こうでは何事もないかのように日が暮れて、透き通るような薄暮の中に遠くの富士山がくっきり見えました。
西空には光り輝く金星。その上には火星も見えます。今日は金星と海王星が大接近しているはずですが、我が家からは望遠鏡が向きません。代わりにベランダから金星と火星のツーショットを見ました。1月19日の写真と比べて近づいていますね。
金星と火星は今日現在少し離れていますが、今月22日に大接近します(アーカイブ:天体の接近現象一覧・2015年を参照)。最接近時は先月の金星と水星の接近よりも近く、見応えがあるでしょう。右図をご覧頂くと分かりますが、金星は日々高く、火星は低くなっていきます。ちょうど仕事が終わる時間でもあるし、両星は肉眼で容易に見つかりますから、みなさん自身の目で確かめてくださいね。(※右図は茨城での計算ですが、日本全国大きくは変わりません。)
先のアーカイブを見ると2月下旬にやたら多くの接近がありますね。現在夕方の西空には金星、火星、天王星、海王星がいますので、さらに月が通りかかったりして5天体が接近をくり返すというわけです。
似たようなパターンが10月から11月にあります。こちらは明け方の東の空。10月10日にはなんと土星以外の、月火水木金の星が勢ぞろい。さらに、11月7日には左図のように黄道光の中で月、金星、火星、木星の4天体が10度以内に収まってしまうすばらしい眺めが楽しめます。今年は惑星の接近鑑賞をみなさんの楽しみに加えてはいかがでしょうか。
参考:
2015年2月の金星と火星の接近に関係する記事(ブログ内)
西空には光り輝く金星。その上には火星も見えます。今日は金星と海王星が大接近しているはずですが、我が家からは望遠鏡が向きません。代わりにベランダから金星と火星のツーショットを見ました。1月19日の写真と比べて近づいていますね。
金星と火星は今日現在少し離れていますが、今月22日に大接近します(アーカイブ:天体の接近現象一覧・2015年を参照)。最接近時は先月の金星と水星の接近よりも近く、見応えがあるでしょう。右図をご覧頂くと分かりますが、金星は日々高く、火星は低くなっていきます。ちょうど仕事が終わる時間でもあるし、両星は肉眼で容易に見つかりますから、みなさん自身の目で確かめてくださいね。(※右図は茨城での計算ですが、日本全国大きくは変わりません。)
先のアーカイブを見ると2月下旬にやたら多くの接近がありますね。現在夕方の西空には金星、火星、天王星、海王星がいますので、さらに月が通りかかったりして5天体が接近をくり返すというわけです。
似たようなパターンが10月から11月にあります。こちらは明け方の東の空。10月10日にはなんと土星以外の、月火水木金の星が勢ぞろい。さらに、11月7日には左図のように黄道光の中で月、金星、火星、木星の4天体が10度以内に収まってしまうすばらしい眺めが楽しめます。今年は惑星の接近鑑賞をみなさんの楽しみに加えてはいかがでしょうか。
参考:
2015年2月の金星と火星の接近に関係する記事(ブログ内)
今日の月(夜) ― 2015/02/01
20時を過ぎて少しずつ風が弱まってきました。21時を回ると時々フッと吹く程度まで落ち着きました。これでやっと落ち着いて星月夜が楽しめます。
画像は21時50分頃の月。太陽黄経差153.00度、高度はなんと71度あまりありました。おかげで大気の揺らぎにあまり邪魔されずに撮ることができました。4日ぶりの月撮影です。明日夜は月面Aデーです。
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差144度以上、180度未満)
画像は21時50分頃の月。太陽黄経差153.00度、高度はなんと71度あまりありました。おかげで大気の揺らぎにあまり邪魔されずに撮ることができました。4日ぶりの月撮影です。明日夜は月面Aデーです。
参考:
アーカイブ:月の形(黄経差144度以上、180度未満)
月明かりの中でまだがんばるラブジョイ彗星 ― 2015/02/01
21時頃から風が落ち着いたので月を観察していましたが、ふとラブジョイ彗星(C/2014Q2)を見ると月明かりでも結構見えていました。予定になかったけれど撮ってみることにしました。月で空が明るいので露出はいつもの1/4です。
明るい頭部と共に、うっすらと尾が伸びているのも分かります。右の白黒反転画像だとはっきり分かりますね。あと1週間経てばまた月が無い状態で見られますので、そのとき再度尾の様子を確認してみましょう。
参考:
ラブジョイ彗星(C/2014Q2)に関係する記事
明るい頭部と共に、うっすらと尾が伸びているのも分かります。右の白黒反転画像だとはっきり分かりますね。あと1週間経てばまた月が無い状態で見られますので、そのとき再度尾の様子を確認してみましょう。
参考:
ラブジョイ彗星(C/2014Q2)に関係する記事