2024年で日没が最も早いシーズン&今日の太陽2024/12/02

2024年日没最早日マップ
今年も残り一ヶ月弱でおしまい。「年齢が上がるほど月日が過ぎるのを早く感じるようになるのは、これまで生きた時間と比べるからだ」と誰かに聞いた覚えがあるけれど、正にいまそれを噛みしめています。

左に2024年の「日没最早日マップ」を掲載しました。今日はもう南西諸島を北上しきって屋久島や種子島へ到達。明日より九州から北海道まで一週間あまりで北上します。地図に書いてある日が日没の最も早い日ですから、翌日からは少しずつ遅くなり始めるということ。

現在まだ宵空の紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)の観察を継続している方は少なくないでしょうが、最早日以降は薄暮終了も次第に遅くなりますから、観察時間設定に留意しましょうね。といっても、実感できるほどのズレが生じるのは年が明けてからでしょう。彗星が夕空から姿を消すほうが先ですね。なおご存知かと思いますが、日の出はまだ遅くなり続けていますので、両者の差、つまり昼時間は冬至まで短くなり続けます。

20241202太陽
昨夜は快星のち曇り、今日は晴れたり曇ったりが続いています。夜は冷えるけれど、日中の日向はまだ暖かさを感じます。今週末7日は二十四節気の「大雪」、その二週間後の21日は「冬至」です。

20241202太陽リム
左は10:10ごろの太陽。左リムの大規模なプロミネンスは継続中。足元が光球内に入ってきたかな?といった感じです。南半球の黒い三連星的な黒点達はだいぶ右リムに近づきました。

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