気象庁によると、昨日6日3時から「台風になるかも知れない」と報道されていた熱帯低気圧が、同日21時に台風3号「グチョル／GUCHOL」になったとのこと。直前の台風2号発生から17日と6時間後、2号消滅からわずか3日と6時間後の発生になりました。

左は3号発生時である6日21:00の気象衛星ひまわり画像（画像元：RAMMB／画像処理・地図等は筆者）。夜間なので赤外の白黒画像です。赤点線円が台風中心の直径1000km円。現在は日本からかなり離れていますが、状況は大雨被害をもたらした2号とかなり似ており、今後も似たようなルートを通って日本へ接近するかも知れない、という予報がなされています。

関東以北は梅雨入り宣言されていませんが、台風が来なくても雨の多い季節。南方から湿度の流入で梅雨前線が活発になるのは避けられそうにないようです。みなさま、普段からの防災・減災を意識して、気を付けてお過ごしください。