彗星と流星、奇跡のツーショット2018/12/15

20181214ウィルタネン彗星(46P)とすばる
昨夕から今朝にかけ、ふたご座流星群のピークでした。ただ当地・茨城県南部は宵のうち雲が多く、星が見えない状況が続いていました。でも前夜の反省があって、晴れ間を見つけてはプレアデス星団(すばる)に接近するウィルタネン彗星(46P)を撮影しようと藻掻いておりました。

ウィルタネン彗星とすばるの最接近は16日夜。まさに地球との最接近日でもあります。ただ今のところ関東は曇りや雨の予報が出ているため、今週末の観察できるときに観察するのがベストです。

左は日付が15日に変わる30分ほど前に何とか8分間の晴れ間に撮影できたショット。右方向が天の北方向です。この倍くらいは露出したかったのですが雲の往来が激しくてダメでした。写せただけでもラッキーですね。いっぽう、ふたご座流星群は「とてもたくさん流れていた」という印象を持ちました。光害が明るく視界が狭い街中、しかも雲が行き来する状態で、暗いものも含めると平均2分に1個以上は流れていたようです。山の上で見たらさぞ素晴らしかったことでしょう。

20181214ウィルタネン彗星(46P)と流星
流星群のほうは特に撮影もせず彗星撮影の傍ら見上げていたのですが、奇跡が起きました。なんと左上画像を撮影している写野をマイナス4等級の群流星が横切ったのです。星座を三つ横切るほど明るく長い流星で、途中の爆発的増光や短時間の痕も見えました。右画像がそのコマ。撮影写野が狭いため流星は全経路のごく一部しか写っていませんが、逆によくこの狭い中に入ったものだ(しかも、あわや彗星とクロスする様なコース!)と感心しました。

流星の軌跡を拡大すると、非常に短いランダムな周期で明滅していることが分かります。いままでも何度かこのような画像を撮影したことがあるのですが、決まって「1本筋」ではなく「ひねったチュロスやDNAのような、ねじれた線」に写りました。機材のピリオディックモーションとか風による微振動、あるいは画像処理上のジャギーという原因が考えられなくもありませんでしたが、右画像を見る限り流星そのものの明滅だと思います。崩壊しながら高速回転しているのかも知れませんね。

日付が変わって1時間もしたらヘトヘトに疲れたので撤収しましたが、その後よく晴れたようです。ちょっぴり惜しい気もしましたが、十分やりきったので満足満足。

参考:
ウィルタネン周期彗星(46P)に関係する記事(ブログ内)

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