11月29日1:10JST前ごろ、群馬県の小嶋正さんがいっかくじゅう座に13.9等の突発天体を発見したとのこと。同じ天体を三重県の中村祐二さんも30分ほど後れて独立発見し、報告されています。

このニュースに気付いたのが今朝未明ごろでした。今から屋外に望遠鏡を設置しても該当星域が建物に隠れてしまうし、薄明が始まってしまう時間でした。幸いベランダ窓際に紫金山・アトラス彗星（C/2023 A3）撮影用として望遠鏡を設置しっぱなし。窓を開けると目の前にオリオンが横たわっていました。望遠鏡を向けて導入、30分あまりの手動ガイドでなんとか撮影できました。バラ星雲の近くだったので一緒に撮りました。

星雲を撮るための設定では無いから淡いですが、望遠鏡が小型のため、突発天体を炙り出すにはもう少し露出をかけたほうが良かったですね。光害と薄明で背景がやや明るく、ヒストグラム的にはこれで精いっぱい。シーイングが悪く、星像が眠いです。それから、仕方の無いことですが室内が5度まで下がってしまいました…。