今日の太陽とハロ現象2022/07/28

20220728太陽
昨夜から今朝は曇り空。朝からは少しずつ雲が取れて良い天気になりました。最近ずっとこのパターン…。今日はしつこく巻雲が残っています。

20220728太陽リム
左は13:20ごろの太陽。少し雲がかかっていました。黒点が目立つ領域は無く、みんな小振りのものばかり。左リム近く、南北に小さく明るいプラージュが見えます。北は13067、南は今日になって目立ってきた領域で、小さな黒点群がありますがまだ採番されていないようです。右リム側には目を引くプロミネンスがいくつかあります。一連の「長めのダークフィラメント」はこれで出きってしまうようです。

前述したように今日は巻雲があちこちに出ており、昼ごろにかけて環水平アークが見えました(下A画像)。かなり淡かったので画像処理で強調してあります。また関東の山沿いでゲリラ豪雨となっているようで、遠くにたくさんの入道雲が行進しているのが見えました(下B画像)。少しずつ南下していますから、夕方にはこちらに来るのかな?ちょっと心配。

気象庁アメダス速報値による15時時点の夏日地点数は859、真夏日地点数は619、猛暑日地点数は75。真夏日地点・猛暑日地点が一気に増えました。

  • 20220728環水平アーク

    A.環水平アーク
  • 20220728入道雲

    B.積乱雲


【追記】 結局積乱雲は大きく南下し、埼玉県などに記録的短時間大雨情報が出るなど大雨になりました。当地・茨城県南部も東に広がる雨領域がかかり、雷雨になりました。下は気象庁サイトからの引用で降水ナウキャスト。C図は上の入道雲を撮ったころ(14:00前後)、D図は埼玉に大雨が降り出したころ(18:00)。わずか数時間で大きく変わってしまうのがゲリラ豪雨の怖いところですね。

  • 20220728-1400降水

    C.14:00
  • 20220728-1800降水

    D.18:00


参考:
アーカイブ:記録的短時間大雨情報のリスト

2022年の台風5号が発生2022/07/28


20220728-2100台風5号
気象庁によると、26日21時から「台風になるかも知れない」と予報されていた熱帯低気圧が本日28日21:00に台風5号「ソングダー/SONGDA」になったと発表されました。直前の台風4号発生から27日12時間後、4号消滅から23日12時間の発生となります。

左は5号発生時である本日21:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。夜間なので赤外の白黒画像です。赤点線円が台風中心の直径1000km円。

台風5号の強風域は既に小笠原諸島を含んでおり、今後は北西に進んで沖縄や奄美、九州などに接近する見込みです。今のところ暴風域ができるほど発達しないようですが、大雨をもたらす可能性がありますから十分ご注意ください。