今日の太陽 ― 2026/01/03
今年最初の満月 ― 2026/01/04
昨夕は満月がビーナスベルトと共に昇る絶好のタイミング。夕方まで雲ひとつなく晴れ渡っていたので、機材を抱えて、少しだけ遠くまで散歩に出かけました。
日没ごろ田んぼに着くと、ちょうど森の間から月が昇ってきました。畔を行き来しながら観察場所を調整しつつ、何枚も写真を撮りました。左はその一枚で、地球影やビーナスベルト、満月右側には西空からのびてきた反薄明光線もうっすら見えていました。
残念ながらこのロケーションは月出方向に5°近くまで地上風景があって、かなり月が上がらないと見えません。その間に背景がどんどん暗くなるため相対的に月が明るくなってしまい、撮影タイミング的には遅れてしまった感じです。
右のように月面模様が分かる程度に露出を抑えると、今度は背景が暗めになってしまいます。やはり見晴らし良いところには叶いませんね。それでも久しぶりに美しい光景を堪能できました。
月がだいぶ高くなったころを見計らって、今度は望遠鏡で拡大観察です。シーイングが悪く、酔ってしまうくらい風も強めでした。左は3日22:25頃の撮影で、太陽黄経差は約181.96°、撮影高度は約68.83°、月齢は14.49。満月瞬時から3.5時間近く経っています。
月の南極側がよく見えていました。反対に北極側はあまり見えず、フンボルト海もちらっとしか見えていません。今年もいくつかの月に関わる探査計画などが駒を進めるでしょう。ワクワクするような発見や成果を期待したいところです。
日没ごろ田んぼに着くと、ちょうど森の間から月が昇ってきました。畔を行き来しながら観察場所を調整しつつ、何枚も写真を撮りました。左はその一枚で、地球影やビーナスベルト、満月右側には西空からのびてきた反薄明光線もうっすら見えていました。
残念ながらこのロケーションは月出方向に5°近くまで地上風景があって、かなり月が上がらないと見えません。その間に背景がどんどん暗くなるため相対的に月が明るくなってしまい、撮影タイミング的には遅れてしまった感じです。
右のように月面模様が分かる程度に露出を抑えると、今度は背景が暗めになってしまいます。やはり見晴らし良いところには叶いませんね。それでも久しぶりに美しい光景を堪能できました。
月がだいぶ高くなったころを見計らって、今度は望遠鏡で拡大観察です。シーイングが悪く、酔ってしまうくらい風も強めでした。左は3日22:25頃の撮影で、太陽黄経差は約181.96°、撮影高度は約68.83°、月齢は14.49。満月瞬時から3.5時間近く経っています。
月の南極側がよく見えていました。反対に北極側はあまり見えず、フンボルト海もちらっとしか見えていません。今年もいくつかの月に関わる探査計画などが駒を進めるでしょう。ワクワクするような発見や成果を期待したいところです。
2026年でいちばん太陽が大きく見える日です ― 2026/01/04
昨夜から今朝も良く晴れ、放射冷却によって雪が降った3日朝よりも気温が3度くらい冷えました。室内でも寒いところは一桁台。
左は12時過ぎの太陽。冬至前よりも少しずつ撮影タイミングがズレているのが感じられます。昨日から左端やや下に見えている黒点周囲は活動領域14334と採番されました。もうひとつ、リムぎりぎりに黒点が出てきたようです。その他の活動領域は全て右半球に移りました。右上リムのプロミネンスが素晴らしいですね。
さて、本日2:16ごろ地球が近日点を通過しました。今日の太陽は一年間でもっとも大きく見えます。昨年7月4日の遠日点通過日に同じ機材で撮った画像と比べたのが左画像。これくらいの変化です。
ご存知の通り太陽面はその向きを変えます。約一ヶ月で自転するため月面秤動のような「片面を向けたままの首振り」にはなりませんが、中央緯度(土星で言うなら環の傾き)および自転軸を東西に傾げる(方向角が変わる)のはそれぞれ約1年周期になります。2026年を計算すると下A・B図の通り。今日時点の中央緯度はマイナス3°付近なので、太陽の南極側が少し見えていることになりますね。
昨夜の満月も今年の中では大きいほうであり、また南極を地球側に向けていました。全くの偶然ながら、面白いものです。大きなもの同士で皆既日食になったら、どう見えるのでしょうね?ちょっと興味が湧いたので調べてみると、近日点プラスマイナス10日程度の期間に起こる日食はほとんどが金環日食または部分日食でした。唯一(?)2038年12月26日にオーストラリア南部あたりで見える日食が2分あまり皆既になりました。月の見かけは太陽の視直径最大値をなかなか超えられないってこと?
左は12時過ぎの太陽。冬至前よりも少しずつ撮影タイミングがズレているのが感じられます。昨日から左端やや下に見えている黒点周囲は活動領域14334と採番されました。もうひとつ、リムぎりぎりに黒点が出てきたようです。その他の活動領域は全て右半球に移りました。右上リムのプロミネンスが素晴らしいですね。
さて、本日2:16ごろ地球が近日点を通過しました。今日の太陽は一年間でもっとも大きく見えます。昨年7月4日の遠日点通過日に同じ機材で撮った画像と比べたのが左画像。これくらいの変化です。
ご存知の通り太陽面はその向きを変えます。約一ヶ月で自転するため月面秤動のような「片面を向けたままの首振り」にはなりませんが、中央緯度(土星で言うなら環の傾き)および自転軸を東西に傾げる(方向角が変わる)のはそれぞれ約1年周期になります。2026年を計算すると下A・B図の通り。今日時点の中央緯度はマイナス3°付近なので、太陽の南極側が少し見えていることになりますね。
昨夜の満月も今年の中では大きいほうであり、また南極を地球側に向けていました。全くの偶然ながら、面白いものです。大きなもの同士で皆既日食になったら、どう見えるのでしょうね?ちょっと興味が湧いたので調べてみると、近日点プラスマイナス10日程度の期間に起こる日食はほとんどが金環日食または部分日食でした。唯一(?)2038年12月26日にオーストラリア南部あたりで見える日食が2分あまり皆既になりました。月の見かけは太陽の視直径最大値をなかなか超えられないってこと?
2026年で日の出が最も遅いシーズンです ― 2026/01/05
昨夜から今朝は晴れのち少し雲あり。朝からもすっきりしない天気でしたが、昼前から青空が優勢。ただ、薄い雲が取れません。
左は12時過ぎの太陽。薄雲越しで光量が弱かったため、フレームあたりの露光が3割り増しで撮ってます。昨日リムぎりぎりに見えた黒点周囲は活動領域14336と採番されました。更に奥側にも黒点が続いているようです。右上リムの大きなプロミネンスは健在。もう二日ほど続くでしょうか。
さて、日の出時間が年間でもっとも遅い日が全国を縦断する季節を迎えています。左図は恒例の日出最遅日マップ(2026年版)。今年は閏年翌年ではありませんから、2024→2025年の地図変化に比べて2025→2026年の地図変化は小さいです(参考:2024年日出最遅日マップ、2025年日出最遅日マップ)。
本日が2026年でもっとも遅い日の出だったのは秋田県や岩手県など。明日は東北南部、関東北部、北陸などまで南下します。1月17日までかかって全国が終了し、以降は日の出が少しずつ早くなります。
当面は寒いので「日がのびたなぁ」と感じられないでしょうが、例えば本州太平洋側などは日の入りが最早日より15分ほど遅くなっているんですよ。夜が明けるのもいつの間にか早くなっていて、2月にもなれば実感できるでしょう。
参考:
日出没・暦関連の記事(ブログ内)
左は12時過ぎの太陽。薄雲越しで光量が弱かったため、フレームあたりの露光が3割り増しで撮ってます。昨日リムぎりぎりに見えた黒点周囲は活動領域14336と採番されました。更に奥側にも黒点が続いているようです。右上リムの大きなプロミネンスは健在。もう二日ほど続くでしょうか。
さて、日の出時間が年間でもっとも遅い日が全国を縦断する季節を迎えています。左図は恒例の日出最遅日マップ(2026年版)。今年は閏年翌年ではありませんから、2024→2025年の地図変化に比べて2025→2026年の地図変化は小さいです(参考:2024年日出最遅日マップ、2025年日出最遅日マップ)。
本日が2026年でもっとも遅い日の出だったのは秋田県や岩手県など。明日は東北南部、関東北部、北陸などまで南下します。1月17日までかかって全国が終了し、以降は日の出が少しずつ早くなります。
当面は寒いので「日がのびたなぁ」と感じられないでしょうが、例えば本州太平洋側などは日の入りが最早日より15分ほど遅くなっているんですよ。夜が明けるのもいつの間にか早くなっていて、2月にもなれば実感できるでしょう。
参考:
日出没・暦関連の記事(ブログ内)













