2021年の台風17号が発生、熱帯低気圧も心配2021/10/08


20211007-0300JST気象衛星ひまわり
気象庁によると、昨日9時に「台風になるかも知れない」と発表された熱帯低気圧が、本日3:00に台風17号「ライオンロック/LIONROCK」になったと発表がありました。直前の台風16号発生から14日と6時間後、16号消滅から5日と18時間後の発生です。また、昨日21時にはもうひとつ「台風になるかも知れない熱帯低気圧」が発生しています。

左は発生時である8日3:00の気象衛星ひまわり画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。夜間なので赤外波長の白黒画像です。赤点線円は台風17号中心、オレンジ点線円は熱帯低気圧中心の直径1000km円を表しています。

17号は戸惑うような動きながらも概ね西進しており、日本への直接的影響はないようです。いっぽう熱帯低気圧は左回りのカーブを描きつつ西寄りに進む予報が出ていますが、予報円が大きくどうなるか分かりません。いちばん北寄りのコースだと先島諸島を直撃しそうです。

更に心配なのが、この熱帯低気圧の東にも勢力の強い熱帯低気圧が発生していること。左上画像でもはっきりわかりますね。三つ巴の状態なのでどんなことになるのやら…心配です。

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