2018年の台風23号が発生2018/09/11


20180911-0900ダブル台風
気象庁によると、昨日から「台風になるかも知れない」とされていた台湾南部の熱帯低気圧が本日9:00に台風23号「バリジャット/BARIJAT」になりました。直前の台風22号発生から3日と12時間後経っており、22号はまだ活動中なので今年12件目のダブル台風となります。

左は23号発生時刻9:00の気象衛星画像(画像元:RAMMB/画像処理・地図等は筆者)。赤点円は各台風中心の直径1000km円を表しています。「非常に強い」クラスとなった22号は目がクッキリしており、明日にも「猛烈な」クラスとなる予報です。22号・23号とも西進していますので日本へ大きな影響はなさそうです。22号の北端が先島諸島へ影響するかも知れません。

いっぽうで毎年台風上陸が多いフィリピンでは今年初めての台風接近となり、しかも猛烈な状態なので、被害拡大が心配です。お近くにお住まいの方や、仕事・旅行のご予定がある方は十分注意してください。

【夕方追記】気象庁によると、台風22号は15:00に「猛烈な台風」クラスとなりました。今年このクラスとなったのは3号、8号、21号についで4個目です。中心気圧は15:00時点で915hPa、なおも降下中で、14日頃には900hPaになるとの予想です。今年ここまでの中では一番発達しそうですね。


夕空に小さな幻日や細い月2018/09/11

20180911夕空
昨夕は豪雨があり、その後から急に寒さを覚えたので外気温を測ると20度を下回っていました。今日も明け方まで雨が残り、朝からも日差しがなくてヒンヤリした日々でした。夕方近くなって外出先から夕日が見えました。やっと雲が途切れたようで、自宅へ戻る折に右側の幻日が綺麗に見えていました。

カメラを持っていなかったので、帰宅後ベランダから見えた夕景と左側の幻日を下に掲載しました。このとき右側のほうは消えていましたが、左右の幻日とも小柄で、気が付けなかった方も多いでしょう。薄明光線もいっぱい見えていました。

  • 20180911左の幻日

    左側の幻日
  • 20180911薄明光線

    薄明光線


20180911月齢1.65
その後雲が多くなってきたのであまり期待しませんでしたが、少し暗くなってから確認すると、偶然にも雲間から極細の月が姿を見せてくれました。撮影時の月齢は1.65。つまり二日月より細い月です。

月はすぐ雲に隠れてしまいましたが、あまり違わない高さにあった金星はしばらく輝いていました。金星ももう暗くなる頃には沈んでしまいます。宵の明星もそろそろ終わりですね。