月と四惑星の会合・二日目! ― 2018/01/12
自宅前の道路工事がしばらくかかるようで、昨夜も煌々と照明が…。明け方になったら昨日と同じように月と四惑星の会合を見に行くつもりでしたが、南や東の低空に雲が出ており、登ってきた月がぼんやりしています。低空の水星と土星は見えないかなぁと諦めムード。仕方が無いので、工夫して工事照明を避けつつ、幾つかの恒星などを撮影していました。
ところが明け方が近づくと出ていた雲がほとんど見えなくなりました。気温はマイナス7度。今季最低どころか、ここ数年経験してないほどの寒さです。取りあえずカメラを担いで近くの見晴らしよい場所へ向かいました。別撮影の片付けがギリギリだったため自宅を出たのが昨日より30分も遅く、星明かりが薄明に負けてしまわないか心配。でもどうにか間に合って、月・木星・火星を捉えたのが左上画像です。薄明、月のハレーション、ゴーストは多段階露光で押さえてありますが、実際はもう結構明るい空でした。なおこの撮影時はてんびん座γ星(ズベン・エル・ハクラビ・3.9等星)の掩蔽が起こっている最中で、関西などでは条件の良いグレージング(接食掩蔽)になったはずです。
低空にはまだ雲が残っており、航海薄明が始まってもまだ水星と土星は雲の中でした。諦めて片付けを始めて数分後、雲の上に光る星が!明るくなった空に水星がキラリと現れたのです。続いて土星も姿を現しました。幾つか露出を変えてたくさん撮り、条件良く写っていたものを下に掲載します。これも画像処理で薄明光をかなり押さえています。
最初の画像は昨日の1枚目の画像と同じ、105mm+APS-Cの画角。また下の画像は昨日より狭く、24mm+APS-Cの画角です。つまり1日経って、よりコンパクトに接近したことになりますね。計算上は明日明け方が一番互いに接近しますが、今朝とほとんど変わりません。15日まであと何回見ることができるでしょうか?
ところが明け方が近づくと出ていた雲がほとんど見えなくなりました。気温はマイナス7度。今季最低どころか、ここ数年経験してないほどの寒さです。取りあえずカメラを担いで近くの見晴らしよい場所へ向かいました。別撮影の片付けがギリギリだったため自宅を出たのが昨日より30分も遅く、星明かりが薄明に負けてしまわないか心配。でもどうにか間に合って、月・木星・火星を捉えたのが左上画像です。薄明、月のハレーション、ゴーストは多段階露光で押さえてありますが、実際はもう結構明るい空でした。なおこの撮影時はてんびん座γ星(ズベン・エル・ハクラビ・3.9等星)の掩蔽が起こっている最中で、関西などでは条件の良いグレージング(接食掩蔽)になったはずです。
低空にはまだ雲が残っており、航海薄明が始まってもまだ水星と土星は雲の中でした。諦めて片付けを始めて数分後、雲の上に光る星が!明るくなった空に水星がキラリと現れたのです。続いて土星も姿を現しました。幾つか露出を変えてたくさん撮り、条件良く写っていたものを下に掲載します。これも画像処理で薄明光をかなり押さえています。
最初の画像は昨日の1枚目の画像と同じ、105mm+APS-Cの画角。また下の画像は昨日より狭く、24mm+APS-Cの画角です。つまり1日経って、よりコンパクトに接近したことになりますね。計算上は明日明け方が一番互いに接近しますが、今朝とほとんど変わりません。15日まであと何回見ることができるでしょうか?