今日も見えた反薄明光線2016/08/26

20160826反薄明光線
18時前後、夕涼みにベランダから空を観察しました。西北西に大きな金床雲があり、くっきりした反薄明光線が伸びています(左画像)。北側への光線がはっきりしていますが、南側も何本か見えました。昨日に続き、二日連続です。

降雨レーダーや気象衛星を調べると群馬県西部に積乱雲が発生し、雷雨になっているようです。右下画像は17:30の気象衛星画像(画像元:NICTサイエンスクラウド)。

20160826夕方・気象衛星画像
積乱雲と観察者(私)の位置を書き込んであります。昨年の記事にあるような単独の積乱雲ではないため、高低差が少なく積乱雲自体の影がはっきり見えませんが、雲から観察者に向かって暗くなっていますね。これを見ていたのです。なお、この積乱雲の直下にあった草津町付近では18:30までの1時間に約100mmという記録的短時間大雨情報が出ています。※下画像(c)に気象庁サイトによる18:00の降雨レーダー画像を引用しました。

下画像(a)は金床雲の南側、下画像(b)は反薄明光線のフリをして見えていた小さな反転飛行機雲です。通常の飛行機雲は青空の中に白い筋として見えますが、逆に雲の中を通過した飛行機によって雲が筋状に消えてしまった状態を反転飛行機雲(逆飛行機雲)といいます。

  • 20160826反薄明光線

    (a)
  • 20160826反転飛行機雲

    (b)
  • 20160826-1800降雨レーダー

    (c)

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