明るくなってるミラをようやく撮影 ― 2021/08/06
一晩前にたまたま見かけたくじら座のミラが大変明るく、明け方の空でひっそり極大を迎えていることにびっくりしました。5日明け方は撮影できませんでしたが、今朝は夜半過ぎまで残っていた雲が去ってくれたので、急遽撮影準備。
くじら座全体をカメラに収めるには自宅からの空が狭すぎるため、近くの開けた場所まで徒歩移動。カメラや小型赤道儀一式をかかえて移動するのは疲れますね…。それはともかく、なんとかくじら座の主要部分をとらえたのが左画像。画像上方向が概ね天頂方向です。ステラナビゲーターの星座絵を薄っすらと重ねてあります。
ミラとα星(2.5等)とを比べていかがですか?β星(2.0等)との比較ではどうでしょうか?カメラ画像では正確にフラット処理しなければ周辺減光やセンサー上のゴミなどの影響、また色感度の性能差もあって正しい比較はできませんが、大雑把な様子ならわかると思います。極小期にはこの画像で確認できる一番暗い等級まで落ち込むミラ。ぜひチャンスを作って、実際の空で比べてみてください。
自宅にもどり、すぐ月撮影の準備。3:40ごろ撮影したものが下A・B画像です。A画像は太陽黄経差は約327.29°、撮影高度は約15.9°、月齢は26.72、画像上方向が天頂方向です。3日連続で近い高度の月を撮影できてラッキーでした。B画像は地球照まで写し込んだもの。左上の明るい星はふたご座のQU星(HIP32743)。どこかで接食掩蔽を起こしていたかも知れません。いずれもズームデジカメ単体での撮影ですが、直径20km以下のクレーターとか背景にある10等級の恒星まで写っていることに衝撃を受けました。最近のコンデジはすごいなあ…。
くじら座全体をカメラに収めるには自宅からの空が狭すぎるため、近くの開けた場所まで徒歩移動。カメラや小型赤道儀一式をかかえて移動するのは疲れますね…。それはともかく、なんとかくじら座の主要部分をとらえたのが左画像。画像上方向が概ね天頂方向です。ステラナビゲーターの星座絵を薄っすらと重ねてあります。
ミラとα星(2.5等)とを比べていかがですか?β星(2.0等)との比較ではどうでしょうか?カメラ画像では正確にフラット処理しなければ周辺減光やセンサー上のゴミなどの影響、また色感度の性能差もあって正しい比較はできませんが、大雑把な様子ならわかると思います。極小期にはこの画像で確認できる一番暗い等級まで落ち込むミラ。ぜひチャンスを作って、実際の空で比べてみてください。
自宅にもどり、すぐ月撮影の準備。3:40ごろ撮影したものが下A・B画像です。A画像は太陽黄経差は約327.29°、撮影高度は約15.9°、月齢は26.72、画像上方向が天頂方向です。3日連続で近い高度の月を撮影できてラッキーでした。B画像は地球照まで写し込んだもの。左上の明るい星はふたご座のQU星(HIP32743)。どこかで接食掩蔽を起こしていたかも知れません。いずれもズームデジカメ単体での撮影ですが、直径20km以下のクレーターとか背景にある10等級の恒星まで写っていることに衝撃を受けました。最近のコンデジはすごいなあ…。
今日の太陽 ― 2021/08/06
昨夜から今朝は曇りのち晴れ。朝からは晴れているもののやや雲が多くなりつつあります。台風10号の進行に伴い、明後日にかけて天気が崩れる予報です。
左は13:00少し前の太陽。活動領域12850がまだ右下リム近くに見えます。中央やや右上には12951が突然現れ、ごく小さな黒点が確認できるようです。また左下にある弱いプラージュ域は12852と採番されました。ここは昨日小黒点があったのに今日は消えてしまったようですね。右サイドのプロミネンスたちが見事です。
15時時点の夏日地点数は913、真夏日地点数は813、猛暑日地点数は219でした。昨日とほぼ同じ状況ですね。 はやいもので本日をもって夏土用はおしまい。明日はもう立秋です。
左は13:00少し前の太陽。活動領域12850がまだ右下リム近くに見えます。中央やや右上には12951が突然現れ、ごく小さな黒点が確認できるようです。また左下にある弱いプラージュ域は12852と採番されました。ここは昨日小黒点があったのに今日は消えてしまったようですね。右サイドのプロミネンスたちが見事です。
15時時点の夏日地点数は913、真夏日地点数は813、猛暑日地点数は219でした。昨日とほぼ同じ状況ですね。 はやいもので本日をもって夏土用はおしまい。明日はもう立秋です。