穏やかな夕空で木星と水星の接近を探す2018/10/28

20181028木星と水星の接近
昼過ぎまで雲が多い日曜日でした。暖かかった昨日に比べ、肌寒く感じます。夕方近くなると雲も取れて快晴となってくれました。少し透明度が落ちていますが、綺麗な日没と夕焼け空を楽しむことができました。

夕空から金星がいなくなりましたが、後を追うように木星も高度を下げつつあります。約1ヶ月後の11月26日に合となりますから、木星が日没後早い時間に追えるのもあと10日程度でしょうか。ちょうど先日打ち上げられた探査機「みお」が向かう水星が夕空に見えており、11月7日には東方最大離角を迎えます。木星にも近いため、今週前半は両惑星の会合を楽しむことができるでしょう。

低空まで晴れてくれたため写真に撮れるかな?と思い立ち、今夕ベランダから試してみました(左上画像)。低空過ぎて近所の電線が写り込んでしまいますが、木星はすぐ確認できました。でも水星は見えません。部屋に戻ってPCで画像を拡大したら、辛うじて桜の枝に引っかかっていました。あと10分早く撮れば良かった…。実は両惑星の真下に富士山もあるのですが、木々が多くて見えません。遠くまで見晴らしが良ければ絶景だったのになあ。